うさぎにとって「遊び」はただの気晴らしではなく、ストレス解消・運動不足の予防・歯の健康維持に欠かせない大切な習慣。
とはいえ、「どんなおもちゃがうさぎに合うの?」「うちの子が本当に遊んでくれるものってどれ?」と悩む飼い主さんも多いはず。

この記事では、我が家のうさぎたちこはく&ひすい、そしてリチャードソンジリスのライが実際に使ってみてよく遊んだアイテムを、リアルな体験談とともにご紹介します。
「かじる・転がす・くぐる・探す」など、うさぎの本能を刺激しつつ、安全に楽しめるおもちゃを厳選しています。お気に入りが見つかれば、毎日の生活がもっと豊かになりますよ✨
各商品の詳細は、リンク先でチェックしてみてくださいね。
1. 【歯のケアに】りんごの木のかじりスティック
うさぎにとって「かじること」は、生きるうえで欠かせない本能のひとつ。特に、歯が一生伸び続けるうさぎにとって、かじり木=歯の健康を守るための大切なアイテムなんです。
我が家では「りんごの木スティック」を用意しているのですが、これがこはくには大ヒット。最初は警戒していたのに、いつの間にか毎日カリカリ…。今ではリラックスタイムの相棒のような存在になっています。
ただし、ひすいはというと……なぜかスティックの存在を完全にスルー(笑)。木のニオイや硬さが好みじゃないのか、そもそも“かじるタイプ”じゃないのかもしれません。
うさぎにもいろんな性格があるので、かじり系のおもちゃはいくつか試してみて、その子の“お気に入り”を探すのが大事ですね。
最近は、吊るせるタイプのかじり木(木片×麻ひも)や、チモシーロープ系の遊びながらかじれるタイプも人気です。家具をかじる癖がある子にもぴったり。
2. 【トンネル遊びに】うさぎのつなぎぴょんネル
うさぎは本能的に「狭いトンネル状の場所」が大好き。我が家で活躍しているのが、「うさぎのつなぎぴょんネル」です。
3方向に分岐して配置したり、長くつなげて一本のトンネルにしたり、レイアウトの自由度が高いのが嬉しいポイント。収納時はくるっと丸めてしまえるので、場所を取らないのも◎

こはくもひすいも、中に入ってくるくる回ったり、端から端まで猛ダッシュしたりと大興奮。そしてなぜかリチャードソンジリスのライまで、うさぎたちに混ざって走り回るように(笑)
遊びだけでなく、ちょっと落ち着きたいときの“隠れ家”としてもぴったりです。
3. 【かじれて食べられる】チモシーボール
うさぎの好奇心と食欲、両方を満たしてくれる「チモシーボール」は、おやつにもおもちゃにもなる優秀アイテム。
我が家でも人気のおもちゃで、特にこはくはボールを見せるとすぐに鼻をくんくん、数分後にはカジカジ…そして数日後には原形がわからないほどに(笑)
ひすいも気にして近寄っていましたが、食べ方はとても上品でちょっとずつ楽しむ派。性格が出ますね。
ちなみに、破壊力が高い子だと数日でバラバラになってしまうこともあるので、誤飲しそうなサイズや状態になったら早めに取り替えるのがおすすめ。
同じように遊びながら少しずつ食べられる“知育系おやつ”も増えていて、牧草ロープやチモシーキューブ、野菜を編み込んだタイプなどもあるので、好みに合わせて選ぶのも◎
4. 【転がして遊ぶ】IKEAの鈴入り布ボールがお気に入り
正直に言うと、市販のラタンボールやプラスチックボールでは遊ばなかったうちのこはく。そんな子が唯一夢中になったのが、IKEAで買った布製の鈴入りボールでした。
転がすたびに「シャンシャン」と優しい音が鳴って、鼻で押したりくわえてポーンと投げたり…。今ではお気に入りすぎて、それしか使わなくなってしまったほどです。
その様子はYouTubeでも公開していて、記事にもまとめてあります:
同じIKEAのボールは入手が難しいかもしれませんが、ペット用の鈴入り布ボールも近い素材感&音の出方で遊んでくれることがあるのでおすすめです。
5. 【多機能型】うさぎ用ハウス|くぐる・かじる・くつろぐ
遊び場と休憩スペース、そしてかじり場を全部ひとつでまかなえるのが「木製のうさぎ用ハウス」。
我が家でも今お試し中なのですが、想像以上に使い方が自由で万能。入り口のトンネル部分を走り抜けたり、角をガジガジしたり、中でまったりお昼寝したり…。日によって使い方が変わるのが見ていて楽しいです。
こはくは中でよく丸くなって寝ていて、どうやら自分の“隠れ家”と思ってる様子。ひすいは最初は警戒していたものの、今ではこっそり中に入っているのを見かけるようになりました。
ちなみに「うさぎ用」とされているハウスでも、実際にはかなりコンパクトな作りのものが多いのでご注意を。
我が家のひすい(ネザーランドドワーフ)は問題なしでしたが、こはく(体重1.6kg)だとちょっと方向転換がしづらそうに見えることもありました。
中でのんびりくつろいでもらいたい方は、実寸サイズをしっかり確認し、余裕のある作りのハウスを選ぶのが安心です。
比較まとめ|うちの子たちに人気だったのは…?
今回ご紹介したおもちゃは、それぞれ役割や楽しみ方が異なります。
歯のケア目的なら「りんごの木スティック」が断トツ。特にこはくは毎日カリカリ夢中で、歯の伸びすぎ対策にもなっています。ただし好き嫌いが分かれるので、お試し感覚で導入するのが◎
運動系では「ぴょんネル」がやっぱり鉄板。くぐったり走ったりできるだけでなく、うさぎもジリスも一緒に使えるというのが意外な発見でした。

“遊びながら食べられる”チモシーボールは、おやつ感覚で与えつつ知育にもなる便利アイテム。破壊系のこはくには数日持たず…でしたが、それも楽しい証拠です(笑)
そして一番ユニークだったのが、IKEAで買った布製の鈴入りボール。音とやわらかさが絶妙なのか、こはくは他のボールには見向きもせず、これだけでずーっと遊んでいます。

最後に、木製ハウスは“くぐる・かじる・寝る”が全部セット。ただしサイズには要注意。1.6kgのこはくでギリギリなので、広めが欲しい方は寸法を要チェックです。
ちなみに我が家の鉄板は、こはく&ひすい(うさぎたち)は断然ボール遊び派。特に布製の音が鳴るボールには夢中で、朝から晩までコロコロ転がしてはチリンチリン♪

一方で、リチャードソンジリスのライは「ぴょんネル」のトンネルがお気に入り。何度もくぐって隠れたり、ひょっこり顔を出して観察していたり…。狭い場所が落ち着く性格みたいです。
それぞれの“お気に入り”が見つかると、見ているこちらも幸せになりますよ。
まとめ|おもちゃで毎日に“刺激”と“癒し”を
うさぎにとって、おもちゃはただの遊び道具ではありません。歯の健康、ストレスの発散、運動不足解消、そして信頼関係の構築など、多くの役割を担っています。
うちの子たちも最初は戸惑っていたけれど、いくつか試すうちに“お気に入り”が見つかって、今では遊びの時間が一日の楽しみになっています。
まずはひとつだけでも、気になるおもちゃから取り入れてみてください。うさぎの反応を見て「これが好きなんだ!」と分かる瞬間は、本当に嬉しいものですよ。
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