我が家には、ネザーランドドワーフの「ひすい君」と、ミニウサギの「こはく君」がいます。それぞれ性格も行動も違い、とても個性豊かです。本記事では、実際に一緒に暮らして感じた「うさぎの性格の違い」を体験談ベースでご紹介します。
ちなみに、「ミニウサギとネザーランドドワーフって何が違うの?」と聞かれることがよくあります。私も最初はよくわからず、名前の響きで選んだ部分も正直ありました。
ミニウサギは、いわゆる雑種のうさぎの総称で、いろんな品種の特徴を持つ子が多いです。そのため、体格差や顔立ち、毛並みの違いがとても大きいのが特徴。こはく君も小柄な方ですが、ペットショップでは2kgを超えるしっかりした体つきのミニウサギも見かけました。
また、価格的にもミニウサギは比較的お手頃なことが多く、初心者にとってはうさぎライフの第一歩として迎えやすい存在です。その分、どんな性格の子かは「会ってみてのお楽しみ」という感じですね。
一方で、ネザーランドドワーフはオランダ原産の純血種で、血統書付きで販売されることもある人気の高い品種です。小さくて丸顔、体重も1kg前後の子が多く、価格もやや高め。性格は少し気が強かったり、好奇心旺盛な子が多い印象があります。
そういった背景があるので、うちのこはく君(ミニウサギ)とひすい君(ネザーランドドワーフ)は、見た目も性格も全然違って、毎日新しい発見があります。それぞれの紹介を、次から詳しくしていきますね。
ミニウサギ「こはく君」の紹介

賢くて穏やかな性格が魅力です!縄張り意識が強く、少しかまって欲しい時には甘噛みでアピールしてくれます。とても落ち着いた子で、部屋んぽの後に「おやつがもらえる」と覚えて、ごはん台の上でスタンバイする姿が印象的です。
ネザーランドドワーフ「ひすい君」の紹介

元気いっぱいのやんちゃ坊主!好奇心旺盛な性格で、部屋んぽではジャンプを繰り返し、撫でてもらうとすぐにゴロンと伸びてリラックスします。最近では、リビングで肩に乗ってくることも増え、一緒にテレビを見たりもしています。
▶関連記事:うさぎの遊び方・行動ガイド|楽しく安全にへやんぽしよう!
行動・性格比較まとめ
- こはく君(9歳・ミニウサギ):落ち着いていて賢い、甘噛みでアピール、ごはん台スタンバイ、独特なボール遊び
- ひすい君(5歳・ネザーランドドワーフ):元気いっぱい、肩乗り好き、好奇心旺盛、撫で待ちゴロン、ボールは転がす・マウント・なんでもOK
こはく君は何でも食べるタイプで、旬牧草など高級な牧草も喜んで食べます。ひすい君は控えめに食べるタイプですが、乾燥桃やパパイヤといったフルーツ系のおやつには目がありません。
ふたりのおやつ事情については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
体格・体重の違い
名前 | 体重 |
---|---|
こはく君(ミニウサギ・9歳) | 約1.6〜1.7kg |
ひすい君(ネザーランドドワーフ・5歳) | 約1.3kg |
ネザーランドドワーフの方が全体的に小柄です。動きも素早く、ジャンプ力もあります。対してミニウサギは雑種で個体差が大きく、成長すると想像以上にしっかりした体格になることもあります。
うさぎの体調管理と換毛期
うさぎにとって、換毛期は健康を左右する大切なタイミングです。
ひすい君は毛が短めなので、換毛のサインが少しわかりにくいですが、眉毛のあたりがふわっと抜け始めると「そろそろかな」と気づきます。一方のこはく君はしっかりと抜け毛が目に見えるタイプで、ブラッシングも欠かせません。
どちらの子も換毛期には、牧草中心の食事とパパイヤなどの繊維質を意識して与えています。飲水量の変化や便の状態もよく観察しながら、体調管理をしています。
換毛期の詳しい流れや注意点については、別記事にまとめていますので、よければ参考にしてみてください。
▶あわせて読みたい:うさぎの換毛期完全ガイド|時期・注意点・対策まとめ
まとめ:それぞれ違ってそれぞれかわいい!
ネザーランドドワーフとミニウサギ。品種の違いだけでなく、年齢・性格・体格・遊び方・食の好みまで、本当に一羽一羽が違います。
甘噛みアピールや肩乗り、おやつへの反応、ボール遊びやへやんぽでの様子など、うちの子たちも毎日たくさんの個性を見せてくれています。
これからうさぎを飼おうと思っている方へ──うさぎは「世界にたったひとつの個性をもった存在」です。どの子にも、その子だけの魅力があります。ぜひ、あなただけのうさぎライフを楽しんでください!
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