「はてなブログを続けてきたけれど、このままでいいのかな…」
アクセスも収益も伸び悩み、更新しても手応えを感じられなかった時期がありました。
そんな中で思い切ってWordPressへ移行してから、3ヶ月。
最初は設定ミスやエラー続きで本気で後悔しましたが、今は少しずつ「やってよかった」と思えるようになっています。
この記事では、はてなブログからWordPressへ移行して3ヶ月のリアルな変化を、
実際の失敗談・感じたメリット・やってよかったことに分けて正直にお伝えします。

なぜはてなブログからWordPressへ移行したのか

きっかけは“ついで”だった
WordPressへ移行したきっかけは、意外と単純でした。
新しく立ち上げたブログ「しえんた生活はじめてみました(sienta-life.com)」をWordPressで運営することにしたため、「どうせサーバーを契約するなら、はてなブログも一緒に移してしまおう」と思ったのが始まりです。
しかしこの“ついで”が、想像以上に大変でした。
- 削除済み記事にアクセスが集中し、404エラーが大量発生
- リダイレクト設定のミスでブログが真っ白に
- 画像リンクや内部リンクが崩壊し、修正作業が終わらない
当時の私はWordPress初心者。テーマやプラグインの意味もわからず、設定を変えるたびに不具合が出て焦る日々。
「え、今度は何が壊れたの…?」と、何度もPCの前で固まりました。
はてなブログとWordPressの決定的な違い
実際に感じた主な違いはこちらです。
- デザインの自由度: サイトの雰囲気を自分好みにカスタマイズできる
- 収益化の幅: ASP・直案件・独自広告など制限なく貼れる
- SEO構造の最適化: タイトル・見出し・内部リンクを自由に調整可能
最初は“守られていた環境”から抜け出す怖さがありましたが、
今振り返ると、WordPressへ移行したことで「ブログを育てている実感」
WordPress移行で直面したトラブルと失敗談

最初の1ヶ月は「修復の日々」だった
WordPressへ移行した直後は、まさにトラブル続きでした。見た目は一応動いているのに、内部リンクが切れ、画像も半分しか表示されない。アクセス解析を見るたびに、数字がどんどん下がっていく現実に胸が痛みました。
原因は、はてなブログとWordPressの構造の違いです。
URLの仕組みも、画像のパスも、すべてが別世界。手動で直そうにも膨大な量があり、「1記事直してもまた別のページが壊れる」──そんな状態が続きました。
恐怖の“真っ白画面事件”
特に忘れられないのが、リダイレクト設定での大失敗です。
管理画面にも入れず、まるでブログが消えたかのような感覚に襲われました。
心臓が止まりそうになりながらサーバーのバックアップから復元。
そのとき初めて「WordPressは自由だけど、責任も全部自分なんだ」と実感しました。
失敗から学んだ3つの教訓
あの経験から得たのは、決して無駄ではない3つの教訓です。
- バックアップは必ず取る:「念のため」が一番の保険
- リダイレクトは手順を整理してから設定: 旧URLをスプレッドシートで一覧化しておく
- 焦らず検証: 「少しずつ・確認しながら」が結果的に一番早い
失敗の連続でしたが、WordPressの仕組みを深く理解する良いきっかけにもなりました。
今では、当時の苦労がすべて「経験値」になっています。
CocoonからSWELLへ|デザインと収益が変わった瞬間

テーマを変えたら収益が落ちた
7月、思い切ってテーマを無料のCocoonから有料テーマ「SWELL」に変更しました。
より見やすく、おしゃれにしたいという想いからの決断でしたが、結果は意外なものでした。
テーマを変えた直後、アドセンス収益が急落。それまで1日数十円はあった収益が、数円まで下がったのです。「やっぱりCocoonのままの方がよかったのかも…」と一時は後悔しました。
それでもSWELLを選んでよかった理由
SWELLを使って感じた一番の魅力は、「デザインが整うことでブログ運営が楽しくなる」こと。
ブロックエディタで装飾や構成を自由に作れるので、作業がどんどん進みます。
以前は「見た目を整える=面倒な作業」でしたが、今は「見た目を整える=表現する楽しさ」。
ブログを“書く作業”から、“作り上げる楽しみ”に変えてくれたのがSWELLでした。
今では、Cocoonで培った基礎とSWELLの表現力が合わさり、
「読まれる記事を自分の手で作る」という感覚をようやく掴めてきた気がします。
記事リライトとSEO対策で見えた手応え

“記事数より質”を意識した転換期
WordPressに移行してまず取り組んだのが、過去記事の整理とリライトでした。
はてな時代に書いた記事は400本以上。その中には似た内容の記事や、今読むと情報が古いものも多く、思い切って削除・統合を実施しました。
“数を増やす”から“内容を磨く”へ。
その意識の切り替えこそ、今の手応えにつながっていると感じます。
ラッコキーワードと検索意図の分析
リライトでは、なんとなく書くのをやめ、読者がどんな言葉で検索しているかを徹底的に調べるようにしました。使ったのは、無料ツールの「ラッコキーワード」。
たとえば「うさぎ 冬 飲水量」や「シエンタ 車中泊 電源」など、
自分のテーマに近いキーワードを調べ、検索ボリュームや競合の強さを確認。
そこから構成を練り直し、記事タイトル・見出し・導入文をすべて再設計しました。
実際に使ってよかったサービス
WordPressに移行してから紹介する商品・サービスも見直しました。
「自分が実際に使って良かった」と思えるものだけを選ぶようにしています。
- ConoHa WING: 初心者でもWordPressを簡単に開設でき、安定感が抜群
- ラッコキーワード: 記事構成づくりに欠かせない無料SEOツール
- R-FREE: ブログ用の商用OKな無料写真素材が豊富
- SWELL: デザインと操作性を両立できる有料テーマの代表格
こうしたツールを使いながら、ひとつの記事を時間をかけて磨く。
それが「手応え」と「結果」の両方を生んでくれた気がします。
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3ヶ月で感じた成果と、これからの目標

数字ではなく、“動き”を感じた3ヶ月
移行して最初の頃は、アドセンス収益もアクセスも低迷し、正直「本当に意味あるのかな」と思う日もありました。
でも、リライトを続け、記事構成を改善し続けた結果、少しずつ数字が動き始めました。
1日のアドセンス収益は数円から数十円に、アクセスも右肩上がり。
サーチコンソールを見るのが、今では楽しみになっています。
ドカンと伸びたわけではない。
けれど、確実に「見てもらえている」「届き始めている」という実感があります。
これからの目標
今後の目標は、「継続して読まれるブログ」を育てることです。
数字よりも、人とのつながりや共感を大切にしながら、
こはく・ひすい・ライの日常を通して、誰かの心が少し温かくなるような記事を書いていきたいと思っています。
WordPressに移行して3ヶ月。
不安も迷いも多かったけれど、ひとつ確かなのは──
「自分のペースで進めば、ちゃんと結果はついてくる」ということ。
これからも焦らず、自分らしく。
そして、小さな一歩を積み重ねていきたいです。
まとめ:はてなブログからWordPressへ移行して感じたこと

正直、WordPressへの移行は簡単ではありませんでした。
エラーに悩み、デザインが崩れ、アクセスも一時的に落ち込みました。
それでも、この3ヶ月を振り返ると「やってよかった」と心から思えます。
移行を通じて感じたことを、最後に整理しておきます。
- トラブルは必ず起きるが、すべて経験になる
- 無料テーマから有料テーマへは“投資”と考える
- 記事は数より質。検索意図を理解してリライトを続ける
- 焦らず、自分のペースで積み重ねることが一番の近道
アクセスも収益も、すぐに伸びるものではありません。
けれど、確実に「動き出す瞬間」はやってきます。
WordPressへ移行してから3ヶ月──変わったのは数字よりも、自分の意識でした。
ブログを育てるのは時間がかかります。
でも、書き続けるうちに読者の反応が増え、コメントや共感が届くようになる。
その一つひとつが、これからも続ける理由になっていきます。
これから移行を考えている方へ。
最初の数ヶ月は大変かもしれませんが、焦らず、諦めず、地道に続ければ、
きっと“書いてよかった”と思える日が来るはずです。
私もまだ途中ですが、このブログと一緒に、少しずつ成長していきたいと思います。

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