リチャードソンジリスにおすすめのゲージ10選|かじる・登る・暴れる?安全で快適な住まいの選び方

「うちの子、金網をガジガジしてばっかりで心配…」

これは、実際に我が家でも悩んだことです。

お迎え当初はよくある金網のゲージを使っていたのですが、歯を当ててガリガリ…ずっと音が鳴っている状態。ストレス?歯に悪い?と気になって仕方ありませんでした。

「やっぱり金網はやめた方がいいのかな…?」

何度も迷った末に、思い切ってガラス製のゲージ(パンテオン)に変更。それ以来、金網を噛むことは一切なくなり、静かに落ち着いて過ごす姿を見られるようになりました。

この記事では、そんな経験を元に、リチャードソンジリスにぴったりなゲージの選び方と、実際に安心して使えるおすすめ商品を10点ご紹介します。

「かじる」「登る」「暴れる」「トイレ問題」「暑さ寒さ対策」…など、気になる点を踏まえて、実際に使ってみた感想や口コミも交えて解説します。

ゲージ選びで悩んでいる方のヒントになれば幸いです。

▼ 基本の飼育ポイントも合わせてチェックしたい方はこちら
【2025年版】リチャードソンジリスの魅力と飼育ガイド|価格・性格・初心者向けポイントまで徹底解説!

クッションの中で寝ているリチャードソンジリス

目次

ゲージ選びで気をつけたいポイント|かじる・暴れる・通気性?

リチャードソンジリスのゲージ選びでは、「サイズさえ合っていればOK」ではありません。実際に飼ってみるとわかるのですが、予想以上に活発で、

  • 壁や床をかじる
  • 登ったり、滑ったりする
  • トイレがうまく定まらない

といった悩みが出てきます。

そのため、以下の4つのポイントを意識して選ぶと失敗しにくいです。

  1. 素材選びは超重要!
    金網はかじり癖や足をひっかけるリスクがあり、歯のトラブルやケガにつながることも。ガラス・アクリル・樹脂素材がおすすめです。
  2. サイズは「最低でも幅60cm×奥行45cm以上」が理想
    狭い空間ではストレスが溜まりやすく、運動不足にもなりがちです。
  3. 掃除のしやすさも飼い主にとって大事なポイント
    前開きやスライド式扉、引き出しトレーがあるとお世話がかなり楽になります。
  4. 通気性と温度管理のバランス
    密閉型のゲージは熱がこもりやすいため、通気口や夏場の冷却グッズとの併用も考えておきましょう。

このあたりは下記記事でも詳しく紹介しています。特に「ケージレイアウト」について悩んでいる方は要チェックです。
▶ 金網ゲージは危険?我が家がリチャードソンジリスのゲージをガラスゲージに変えた理由

おすすめゲージ①|パンテオンカノン ブラック(SANKO)

実際に我が家の「ライ」が使っているのが、このパンテオンカノン ブラックというガラスゲージです。

ゲージの中にいるリチャードソンジリス

前面と側面がガラス製で、金網をかじる心配が一切なくなりました。ゲージを変える前は、金網をガジガジして歯が折れないかヒヤヒヤしていましたが、これにしてからは落ち着いて過ごしてくれています。

見た目はスタイリッシュで、中の様子もとても見やすく、前面がスライド扉なのでお世話もスムーズです。ただしガラス製なので重たいというのが正直な感想。頻繁に場所を変えたい方には少し不便かもしれません。

  • サイズ:W60×D45×H45cm
  • 素材:全面ガラス+金属フレーム/天面メッシュ
  • 前面スライド開閉/床は防水シート仕様

✔ 実際の口コミ

  • 「我が家もこのゲージにしてからかじる行動が減りました。安全性を重視するなら間違いないです」
  • 「しっかりした作りで安定感もあり、掃除もしやすい。中がよく見えるのもいいですね」
  • 「重さがネック。でも逆に地震でもズレにくいから安心とも言えます」

安全性・掃除のしやすさ・見た目の良さ、どれも満足度の高いゲージです。

おすすめゲージ②|パンテオン ホワイト WH9045(SANKO)

我が家で使っているのはひと回り小さい「パンテオンカノン ブラック」ですが、もっと広々と使いたい方にはこちらのWH9045がぴったりです。

幅90cmと大きめサイズで、トイレ・寝床・チモシー置き場・回し車までしっかり配置できます。

ガラス製なので金網のようにかじられる心配がなく、安全性が非常に高いのが特長。前面スライド扉のおかげで、ジリスがびっくりしにくく、お世話もスムーズです。

その分、重量はありますが、安定感と清潔感のあるハイクラスゲージとしておすすめできます。

  • サイズ:W90×D45×H45cm
  • 素材:全面ガラス+金属フレーム/天面メッシュ
  • 前面スライド開閉/床は防水シート仕様

✔ 実際の口コミ

  • 「この広さにして正解!うちのジリスがのびのび走り回ってます」
  • 「ガラスなので掃除しやすくて見た目もキレイ。来客にも好評です」
  • 「組み立てはちょっと大変でしたが、それ以外は満点です」

おすすめゲージ③|GEX スマートルームクリアール

うさぎ用に設計されたアクリル製ゲージですが、リチャードソンジリスにも適応できるモデルとして注目されています。

透明度が高く、アクリルなのでガジガジされにくく、金網音も一切なし

段差が低めで、体の小さな子でも出入りしやすく、トイレ・引き出しトレーも付属しているため掃除や日常管理がとてもラクです。

  • サイズ:約W60×D45×H50cm(メーカーにより多少変動あり)
  • 素材:アクリル製・天面クリア/側面開閉式
  • トイレ付き・引き出しトレー仕様

✔ 実際の口コミ

  • 「アクリルで音が静か。夜も気にならないので助かっています」
  • 「掃除のとき引き出しがあるのは本当に便利。トイレもピッタリ収まる」
  • 「軽くて扱いやすいし、透明で観察しやすい。見た目もおしゃれです」

おすすめゲージ④|ジェックス クリアフロント80

広さ・お世話のしやすさ・見た目のバランスがとれた大型ゲージをお探しの方におすすめなのがこの「クリアフロント80」です。

前面はクリアパネルで視認性抜群、後方は通気性に優れた金網仕様となっており、掃除やレイアウトのしやすさも考慮されています。

完全ガラス製ではありませんが、ジリスがかじりやすい前面はアクリルになっているため、安全性は比較的高い設計です。

  • サイズ:W81.5×D54.5×H59.0cm
  • 素材:前面クリアアクリル/後部金網+樹脂トレー
  • 大型前開き扉/引き出し式トレー付き

✔ 実際の口コミ

  • 「広い!うちのジリスが走り回ってて、見てるこっちも楽しくなります」
  • 「掃除がすごくラク。引き出し式トレーが便利すぎる」
  • 「後ろ側が金網なので、場所によっては壁か何かでガードした方が良いかも」

おすすめゲージ⑤|Yulezen 折りたたみ式アクリル透明ケージ(軽量&シンプル構造)

「しっかりしたゲージはほしいけど、軽くて扱いやすいものがいい」 そんな方におすすめなのが、Yulezenの折りたたみ式アクリル透明ケージです。

シンプルな構造で、透明感があり観察しやすく、かじるリスクが低い素材で安心。さらに折りたたみ可能なため、引越しや模様替えにも対応しやすいのが魅力です。

背丈が低めのため、子ジリスの導入期や仮住まい用、別室での管理用にも向いています。

  • サイズ:W70.5×D43.5×H39cm
  • 素材:アクリル(全面)
  • 折りたたみ可能/通気口あり/シンプル設計

✔ 実際の口コミ

  • 「思ったよりしっかりしていて、組み立ても簡単。軽くて助かりました」
  • 「かじる音が全くなくなって快適!外がよく見えるので、ジリスも安心してるように見えます」
  • 「お試し用に買いましたが、結構長く使えそうです」

木製ゲージは避けた方がいい理由

「木製のケージってナチュラルでかわいいし、インテリアにも合いそう」

そう思って検索される方も多いのですが、リチャードソンジリスに木製ゲージはおすすめできません

理由は以下の通りです。

  • ● 木材をかじって破損・誤飲するリスクがある
  • ● 水や尿を吸収しやすく、衛生的に保つのが難しい
  • ● 通気性・耐久性のバランスが悪い

特にジリスはかじる力が強いため、木の表面だけでなく中までガリガリ進んでしまうこともあります。

結果として、「せっかく買ったのにすぐボロボロになった」という声もよく見かけます。

かわいさよりも安全性を優先して、木製はインテリア用の外装だけにとどめるのが安心です。

かじる行動やストレスサインについてはこちらで詳しく解説しています。
▶ 回し車のかじり癖と成長期のストレスに注意

おすすめゲージ⑥|ジェックス Harmony グラスハーモニー450プラス

こちらはハムスターや小動物向けに人気のガラス製クリアケージです。

サイズはやや小さいため、子ジリス期や隔離スペース・病後の一時管理用として向いています。

ガラスなので音が静かで、金網のようなガジガジ音が一切しないのが大きな魅力です。

前面スライド式扉なので、怖がらせずにゆっくりとお世話できます。

  • サイズ:W46.8×D31×H28.2cm
  • 素材:全面ガラス+プラスチックフレーム
  • 前面スライド扉/静音構造

✔ 実際の口コミ

  • 「夜でもガチャガチャ音がせず、安心して寝られます」
  • 「小さいけど清潔感があり、お世話しやすい」
  • 「通院や隔離スペース用として購入しましたが満足です」

おすすめゲージ⑦|Ravo 木製ガラス風ケージ

一見するととてもおしゃれでナチュラルな雰囲気の木製×透明パネルのケージ。インテリアに映えるデザインで、見た目重視の方には魅力的に映るかもしれません。

しかし、リチャードソンジリスには木製ゲージは基本的におすすめできません。

かじってしまうリスクが非常に高く、誤飲や破損の心配もあるからです。

それでも「お迎え直後の短期間だけ」「DIYでかじり防止のカバーを追加する」など、十分な対策と管理ができる方にとっては選択肢の一つになり得ます。

  • サイズ:W78×D40×H44cm
  • 素材:天然木+透明パネル(前面)
  • 組立式/通気口あり/下部トレー引き出し

✔ 実際の口コミ

  • 「見た目はとてもかわいい!でもガジガジされそうでドキドキしながら使ってます」
  • 「中で落ち着いているけど、念のため壁に保護フィルムを貼りました」
  • 「木くずが気になるので、清掃の頻度は上げています」

おすすめゲージ⑧|レプタイルボックス(爬虫類飼育ケース)

意外な選択肢として「爬虫類用のクリアケース」もあります。

見た目はシンプルですが透明度が高く、換気口・開閉蓋などがしっかり設計されており、小動物の仮住まいや隔離スペースとして便利です。

  • サイズ:W70×D40×H40cm程度(モデルによる)
  • 素材:アクリル/ポリカーボネート
  • 天面メッシュ/軽量構造

✔ 実際の口コミ

  • 「掃除しやすくて見た目もキレイ。通院用にも便利」
  • 「メインケージには向かないが、夏の避難部屋として活用」
  • 「かじれないし音もしないので、予想以上に良かった」

おすすめゲージ⑨|KAYUSO ガラステラリウム(両開き扉・通気性◎)

一見リチャードソンジリスとは無関係に見える「爬虫類用ケージ」ですが、実はこのKAYUSO製のガラステラリウムは、小動物にも活用しやすい構造になっています。

両開きの前面ガラス扉でお世話がしやすく、上部と側面の通気性も確保。かじられる心配がなく、移動や設置も簡単なので、メインゲージが使えないタイミングや、通院・旅行時の仮住まい用としてもおすすめです。

  • サイズ:W50×D30×H35cm
  • 素材:全面ガラス+メタルフレーム
  • 両開き扉/天面通気口あり/組立不要

✔ 実際の口コミ

  • 「通院用にぴったりのサイズ。中もよく見えるし掃除が楽」
  • 「小動物にも応用できる作りで、かじり対策を考えるならあり」
  • 「爬虫類用ですが、ジリスの短期避難スペースとして使ってます」

おすすめゲージ⑩|BUCATSTATE 80cmメタル製アクリルケージ

最後にご紹介するのは、ハムスターや小動物向けの大型アクリル×金属フレームのハイブリッドケージです。

幅80cm・高さ50cmとしっかりとしたサイズがあり、リチャードソンジリスの運動スペースやレイアウトにも余裕が生まれます。

前面が2ドア仕様になっており、掃除や給餌がしやすく、透明アクリル素材で観察もしやすい構造です。

強度と軽さのバランスも良く、金網ケージからのステップアップとしてもおすすめの1台です。

  • サイズ:W800×D447×H506mm
  • 素材:アクリルパネル+メタルフレーム
  • 2扉タイプ/開閉がしやすい/組立て簡単

✔ 実際の口コミ

  • 「とにかく広い!回し車や寝床を置いてもスペースに余裕があります」
  • 「透明なので中がよく見えるし、掃除もしやすい構造です」
  • 「組み立ても簡単でした。金網音に悩んでいたので、静かになって快適」

番外編|ゲージ周りであると便利なグッズ7選

ゲージ本体だけでなく、その周りを整えることでお世話のしやすさやジリスの快適度がぐっと上がります。

ここでは、我が家でも実際に活躍している「あると便利な周辺グッズ」をご紹介します。

① ゲージ下の滑り止めマット

ガラスゲージやアクリルケージは重さがあったり、動かしたときに床を傷つけやすかったりします。
ゲージの下に防振・防音の滑り止めマットを敷くことで、安定感が増し、床の保護にもつながります。

消臭タイプや洗えるタイプを選ぶとさらに便利です。

② 冷却マット・保冷剤・小型サーキュレーター

リチャードソンジリスは暑さに弱く、熱中症のリスクが高い動物です。夏場は冷却グッズの併用が必須。

  • アルミ製のペット冷却プレート
  • 凍らせて使えるジェルタイプの保冷剤(タオルで巻いて)
  • USB式サーキュレーター(音が静かなもの)

ゲージ内の通気が悪くなりがちな構造の場合は、特に導入をおすすめします。

③ チモシーフィーダー(牧草入れ)

床に直接牧草を置くと、踏みつけられたり汚れたりして食べなくなることも。壁掛け式や吊り下げ式のチモシーフィーダーを使えば、牧草が清潔に保たれ、無駄も減るので経済的です。

ジリスは勢いよく引っ張ることがあるので、しっかり固定できるタイプがおすすめ。

④ 床材トレー・飛び散り防止カバー

チモシーや砂、ペレットなどがゲージの外に飛び散る悩みには、専用トレーや飛散防止カバーが有効です。特に前面が低いタイプのゲージでは、トレーで囲っておくと掃除が断然ラクになります。

⑤ トイレ&トイレ砂

リチャードソンジリスは比較的トイレを覚えやすい子も多く、トイレを設置することで掃除が楽になることがあります。

低めの入口+角に置けるタイプが使いやすく、ペット用紙砂や抗菌砂と組み合わせて使うと◎。

⑥ 扉のストッパー・脱走防止ロック

スライド式扉や上開きタイプのゲージでは、知らぬ間にジリスが押し開けてしまうことも。小さなストッパーやロックパーツを追加するだけで、思わぬ脱走を防げます。

「賢い子ほど要注意」ですので、特に前開きタイプの方はぜひご検討ください。

⑦ 底冷え防止シート(冬場)

冬場の対策としては、床下からの冷気を防ぐシートやフリース素材のマットもあると安心です。

ただし誤飲やかじり癖のある子には不向きな素材もあるため、様子を見ながら導入してください。

フードやおやつなど、室温以外のケア用品については以下の記事でも詳しく紹介しています。
▶ リチャードソンジリスのフード・おやつおすすめ完全ガイド

回し車に入っているリチャードソンジリス

まとめ|安心・安全なゲージ選びで、ジリスとの暮らしをもっと快適に

リチャードソンジリスは見た目の可愛さとは裏腹に、

  • かじる力が強い
  • 好奇心旺盛で動き回る
  • ストレスを感じやすい

といった特徴があります。

そのため、ゲージ選びは「見た目」「安さ」だけでなく、安全性・静音性・掃除のしやすさなど、総合的にバランスを考えることがとても大切です。

我が家も最初は金網タイプでスタートしましたが、ライの様子を見て「やっぱりガラスゲージにしよう」と決断したことで、かじる音もなくなり、お互いにストレスの少ない暮らしができるようになりました。

みなさんのジリスちゃんにも、ぴったりの“おうち”が見つかりますように。

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以上、リチャードソンジリスのおすすめゲージまとめでした。

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