うさぎのおやつ、みなさんはどうされていますか?
お迎えしたばかりの頃は「おやつって必要なの?」「何をあげればいいの?」と悩んだ方も多いのではないでしょうか。私も最初はそうでした。
でも今では、部屋んぽのあとにちょこんと待ってる姿を見るたび、「よし、今日もお疲れさま」と声をかけながらおやつをあげるのが、日課になっています。
そんなうさぎのおやつですが、実は種類によってカロリーの差が大きく、「体調」や「年齢」「季節」によって選び方を工夫してあげることがとっても大事なんです。
今回は、我が家のうさぎたち(こはく&ひすい)の実例も交えながら、高カロリー・低カロリーのおやつの特徴と、おすすめの選び方をご紹介します。

うさぎにおやつって必要?
うさぎにとっておやつは「絶対に必要なもの」ではありません。けれど、おやつがあると生活にちょっとした楽しみが増えるのも事実です。
たとえば、こんなときに活躍します。
- 部屋んぽ後のごほうびに
- 換毛期や体調が不安定なときの栄養補助に
- 飼い主さんとのスキンシップや信頼関係づくりに
ただし、気をつけたいのは「おやつ=主食の代わり」にならないこと。与えすぎは肥満や胃腸トラブルの原因にもなってしまいます。
主食である牧草やペレットをしっかり食べてくれているかを見ながら、おやつはプラスαのお楽しみとして与えていくのがおすすめです。

高カロリーと低カロリーおやつの特徴と役割
うさぎのおやつには、大きく分けて「高カロリーなもの」と「低カロリーなもの」があります。
この違いを知っておくと、体調管理や季節のケアにとても役立ちます。
● 高カロリーなおやつの特徴
・エネルギー源になる ・嗜好性が高く、喜んで食べてくれる ・与えすぎると太りやすい
代表的なのは乾燥フルーツ(パパイヤ・パイナップル・バナナなど)やえん麦、一部の補助ペレットなど。
たとえば、換毛期や食欲が落ちているときにはパパイヤやパイナップルを細かくした乾燥おやつが◎。繊維質もありつつ、糖分でエネルギー補給もできる頼もしい存在です。
● 低カロリーなおやつの特徴
・繊維質が豊富で腸にやさしい ・毎日少しずつあげても安心 ・主食に近いものが多く、健康的
たとえば、乾燥野菜(大根の葉・人参菜・大葉など)やチモシーを使ったおやつがこれにあたります。
我が家では「チモシーの極み」という牧草代用ペレットを、部屋んぽ後のごほうびにしています。これはまさに「低カロリーで健康的」なおやつの代表格。
与える場面やうさぎの体調に応じて、こうしたおやつのタイプを使い分けていくのがポイントです。
年齢・体調別|おやつの選び方のコツ
うさぎのおやつ選びは、「どれをあげよう?」ではなく、「いまこの子に必要なのは?」という視点が大切です。
同じおやつでも、年齢や体調によって合う・合わないが変わってくるため、状況に合わせた選び方をしてあげましょう。
● 成長期や食欲が落ちているとき
食が細くなった時期でも、香りが強くて甘みのあるおやつは、食欲を刺激してくれることがあります。
● 換毛期やお腹の調子が気になるとき
パパイヤ酵素入りのおやつや、乾燥した大根葉、人参の葉なども腸の動きを助けてくれます。
● シニア期のうさぎに
我が家のこはく(9歳)も、毎日の部屋んぽ後にチモシー系のおやつを楽しみにしています。
大切なのは、「おやつ=楽しみ」であると同時に「体を気づかう手段」だということ。 その子の体調や季節に合わせて、今日のおやつを選んであげてくださいね。
我が家のうさぎたちのおやつ事情(こはく&ひすい)
ここからは、我が家のうさぎたち「こはく」と「ひすい」のおやつ事情をご紹介します。
うちでは、部屋んぽが終わったあとに「チモシーの極み」という牧草代用ペレットをあげるのが定番のおやつタイムです。
これが2羽とも大好きで、部屋んぽから戻ると「早くちょうだい!」と言わんばかりにスタンバイしている姿が毎回かわいくてたまりません。
それ以外では、お腹の調子が気になるときや、換毛期のタイミングでパパイヤの細切りや乾燥パイナップルをあげることもあります。
自然素材のおやつは、香りも良くてほんの少しでも満足してくれるので、体に負担をかけず安心して与えられます。
あとは、道の駅を巡ったときに無農薬の野菜が手に入れば、それをお裾分けすることも。
大根の葉っぱ、人参の葉、大葉などは、特に新鮮なものだとよく食べてくれます。
果物は基本的にあげない方針ですが、りんご・もも・梨・いちご・メロンなどを買ったときに、ほんの少しだけお裾分けすることもあります。
ちなみに、こはくは9歳になるベテランうさぎで、ほんとうに何でもよく食べます。おやつの時間になると勢いがすごくて、好き嫌いもまったくありません。
一方、ひすいはパパイヤとえん麦が特に好きですね。味の好みがはっきりしていて、「あ、それがいいんだね〜」と毎回こっちも学ばされます。
そんな様子は、YouTubeでも動画で紹介しています。
よかったら覗いてみてくださいね(チャンネル登録していただけたら嬉しいです!)
ネットで買えるおすすめおやつ5選
ここからは、我が家のこはく&ひすいも愛用している、ネットで手に入るおすすめのおやつをご紹介します。
市販のおやつは種類も多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いはず。
「これは健康にいい?」「太りやすくない?」など、心配になりますよね。
以下はカロリー・栄養バランス・与えやすさを重視して選んだものです。すべてネットで購入できますので、気になったらぜひチェックしてみてください。
1. チモシーの極み(牧草代用ペレット)
低カロリーでありながら、牧草の香り・繊維質をしっかりと含んだうさぎの健康志向おやつです。
我が家では部屋んぽのあとに「今日もよく動いたね」と声をかけながら与えています。
2. パパイヤの細切り(無添加・無糖)
毛球症対策に大活躍のドライパパイヤ。自然な甘さで、香りが強くて食いつき抜群。
ひすいはこのパパイヤが大好物で、袋を見せるだけで飛んできます。
3. 乾燥パイナップル(無添加)
ほんのり甘くて、体調が優れないときや食欲が落ちたときに重宝します。
与える際は、小さくちぎって様子を見ながらが基本です。
4. えん麦(オーツ麦)
香ばしい香りとポリポリ感で、どのうさぎさんにも人気の高い穀物系おやつです。
ひすいはこのえん麦も大好きで、口元に持っていくとすぐにくわえて逃げていきます(笑)
5. 乾燥野菜(大根の葉・人参の葉・大葉など)
道の駅などで手に入る無農薬野菜を、自宅で乾燥させてもOK。もちろん通販でも手に入ります。
特に新鮮な葉物は好みが分かれやすいので、少しずつ試すのがコツです。
▼これらのおやつは、私の楽天ROOMにもまとめてご紹介しています。
もし「どれを買ったらいいかわからない…」という方は、よければのぞいてみてくださいね。
よくある質問と注意点
うさぎにおやつをあげる際、やっぱり気になるのは「量」「頻度」「体への影響」。
ここでは、よくある疑問にQ&A形式でお答えします。
Q1. おやつって毎日あげてもいいの?
低カロリー(例:チモシーの極み・乾燥野菜)なら毎日少量ずつでも問題ありませんが、高カロリー(例:えん麦・乾燥フルーツ)は週に1〜3回程度に抑えるのが理想です。
Q2. どれくらいの量が適量?
パパイヤなら1〜2本、えん麦なら1つまみ程度、乾燥野菜は指先に乗るくらいが適量です。
Q3. おやつで太ったりしない?
体重の増減や●(フン)の大きさ・硬さを日々チェックして、おやつの量を調整しましょう。
Q4. 好きなおやつしか食べなくなるって本当?
「おやつは最後」「先に牧草を食べてから」など、ルールを決めて習慣づけておくと安心です。
Q5. あげちゃダメなものってある?
また、▶ こちらの記事でも詳しく解説していますが、玉ねぎ・ネギ・アボカド・チョコレートなどはうさぎにとって有害です。
市販のおやつも添加物や着色料が入っていないか確認してから与えるようにしましょう。

まとめ|うさぎに合ったおやつで健康と楽しい毎日を
うさぎにとっておやつは、ただのごほうびではありません。
飼い主さんとの大切なコミュニケーションツールであり、ときには健康を支えるサポートアイテムにもなります。
大事なのは、「うちの子に今どんなおやつが合うか?」を考えてあげること。
- 毎日の楽しみには低カロリー系
- 換毛期や体力低下には高カロリー系を少量
- 主食とのバランスを見ながら与える
我が家のこはくとひすいも、それぞれ好みが違いますが、だからこそ「何を喜ぶかな?」と考えるのもまた楽しみのひとつです。
今回ご紹介したおやつや選び方が、うさぎさんとの暮らしをさらに楽しく、健康的なものにするお手伝いになれば嬉しいです。
▼もっと詳しく知りたい方はこちらもおすすめです:
うさぎさんとの毎日に、ぴったりのおやつが見つかりますように🐰
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