うさぎを飼い始めたばかりの方からよく聞くのが、「どんな野菜をあげても大丈夫なの?」という不安です。人間にとっては健康的な野菜でも、うさぎにとっては体調を崩す原因になるものがあります。
我が家のうさぎ、こはくとひすいも小松菜や人参の葉を美味しそうに食べますが、初めて与えるときは必ず少量から試すようにしています。野菜はうさぎの食生活に彩りを与えてくれますが、主食のチモシーやペレットを補助する立ち位置で考えることが大切です。
この記事では、うさぎが安心して食べられる野菜と、控えたい・絶対に避けたい野菜を初心者向けにまとめました。正しい知識を持って、安全にうさぎとの暮らしを楽しんでいただければと思います。

うさぎが安心して食べられる野菜一覧

ここで紹介した野菜は、初心者の方でも安心して与えられるものです。ただし、与えるときは必ず洗って水気を切り、初めての野菜はごく少量から始めましょう。うんちの状態や体調を確認しながら、少しずつ慣らしていくことが大切です。
野菜 | ポイント・注意点 |
---|---|
小松菜 | 鉄分やカルシウムが豊富。初心者に最もおすすめ。 |
人参の葉 | 香りが強く嗜好性が高い。根より葉がおすすめ。 |
チンゲン菜 | クセが少なく食べやすい。ビタミンCも含まれる。 |
サラダ菜・リーフレタス | 柔らかく食べやすい。水分が多いので与えすぎ注意。 |
ブロッコリーの葉・茎 | ビタミン豊富。少量であれば安心。 |
大根の葉・カブの葉 | 香りが強く栄養も豊富。新鮮なものを少量。 |
水菜 | シャキシャキした歯ごたえで食べやすい。 |
春菊 | 香りが強め。好みによって食べる子と食べない子がいる。 |
大葉(しそ) | 抗酸化成分を含む。香りが強いので数枚を目安に。 |
パセリ | 栄養価が高いがカルシウムも多い。少量限定。 |
セロリ | 筋を取った茎や葉を少量ならOK。 |
明日葉 | ビタミンやミネラルが豊富。青物好きな子に。 |
モロヘイヤ | 栄養価は高いが粘り成分があるため少量にとどめる。 |
三つ葉 | 香りが強く食欲増進に役立つ。少量で。 |
とうもろこしのヒゲ | 繊維質が豊富。乾燥したものはおやつ感覚で少量。 |
きゅうり | 水分補給に良いが与えすぎるとお腹を壊すので注意。 |
野菜を与えるときの基本ルール

- 必ずよく洗う:農薬や土が残っている場合があるので、水でしっかり洗い流しましょう。
- 水気を切ってから与える:濡れたまま与えるとお腹を冷やしたり、下痢の原因になることがあります。
- 初めての野菜は少量から:体が慣れていない野菜をいきなり多く与えると、消化不良や下痢を起こすことがあります。
- 常温で与える:冷蔵庫から出したばかりの冷たい野菜は胃腸に負担をかけるので注意。
- 主食はあくまでチモシーとペレット:野菜は補助的な役割であり、食事のメインではありません。
これらのルールを守ることで、安心して野菜を与えることができます。野菜は「健康のサポート」として取り入れる意識を持ちましょう。
控えめにしたい野菜一覧

与える場合は「ほんの少しだけ」「毎日ではなく時々」と意識することが大切です。どうしても食べさせたいときは、体調やうんちの状態をしっかり確認しながら、メインはあくまでチモシーとペレットにしてバランスを取ってあげましょう。
野菜 | ポイント・注意点 |
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キャベツ | 与えすぎるとガスが溜まりやすく、お腹を壊す原因に。少量であれば可。 |
レタス(結球レタス) | 水分が多く下痢の原因になることも。サニーレタスやリーフレタスの方が安心。 |
とうもろこしの実 | 糖質が多く肥満や消化不良の原因に。与えるならごく少量。 |
ほうれん草 | シュウ酸を多く含み、頻繁に与えると尿路結石のリスク。時々少量なら可。 |
ピーマン | 好む子もいるが刺激が強く、お腹が緩くなることがある。少量のみ。 |
トマト(実) | 水分が多く下痢の原因に。与えるなら少量。葉や茎は毒性があるので厳禁。 |
きゅうり | 水分が多いため大量に与えると軟便に。暑い日の水分補給に少量ならOK。 |
これらの野菜は完全に禁止ではありませんが、与えすぎると体調を崩す可能性があります。あくまで「おやつ程度」「少量限定」として与えるのが安心です。
絶対に与えてはいけない野菜一覧

野菜 | 理由・注意点 |
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ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・ニラ・にんにくなど) | 中毒の原因となり、貧血や呼吸障害を引き起こす恐れがある。絶対に与えない。 |
じゃがいも(芽・皮含む) | ソラニンなど有毒成分を含む。消化にも悪く危険。 |
アボカド | 「ペルシン」という成分が含まれ、中毒や心不全の原因になる。厳禁。 |
ごぼう | 繊維が硬く消化不良を起こしやすい。うさぎには不向き。 |
山菜類(ふきのとう・わらび・ぜんまいなど) | アクや有毒成分を含むものが多く危険。 |
ナス | 茎や葉に |
うさぎは危険な野菜を自分で避けられる?

例えば、ネギ類やアボカドのように毒性が強いものでも、うさぎ自身が危険を察知して口にしないとは限りません。香りや食感に興味を示してかじってしまうケースもあります。
つまり、うさぎには人間のような「防衛反応」で危険食材を必ず避ける力はないと考えてください。だからこそ、飼い主が正しい知識を持ち、危険な野菜を近づけない環境づくりが大切になります。
もしうさぎが危険な野菜を食べてしまったら

- すぐに口から取り除く:まだ食べている途中なら、すぐに取り上げてください。
- 食べた量を確認する:何をどのくらい食べたか把握しておくと、病院での説明がスムーズになります。
- 体調を観察する:下痢・食欲不振・元気がない・よだれ・呼吸の乱れなどが出ていないか確認します。
- 異常があればすぐに動物病院へ:特にネギ類やアボカドを食べた場合は、少量でも受診をおすすめします。
- 自己判断で様子見しない:症状がなくても、危険な野菜を食べたことを獣医師に相談するのが安心です。
うさぎと野菜に関するよくある質問
まとめ

うさぎに野菜を与えることは健康のサポートになりますが、すべての野菜が安全というわけではありません。小松菜や人参の葉など安心して与えられる野菜がある一方で、ネギ類やアボカドのように中毒を起こす危険な野菜もあります。
与えるときは必ず洗って水気を切り、初めての野菜は少量から試すことが大切です。また、うさぎは本能で危険な野菜を避けられるわけではないため、飼い主が正しい知識を持って管理する必要があります。
野菜は主食のチモシーとペレットを補う「補助食品」として取り入れましょう。安全な野菜を上手に与えることで、うさぎの食生活がより豊かになり、健康維持にもつながります。
大切なのは「何をどのくらい食べさせるか」を飼い主が理解することです。正しい知識でうさぎの健康を守り、安心で楽しい毎日を過ごしてくださいね。
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