リチャードソンジリスに換毛期はある?抜け毛やケアの実体験まとめ

リチャードソンジリスの換毛期とケア方法を解説するアイキャッチ画像

リチャードソンジリスを飼っていると、「うさぎやフェレットのように換毛期ってあるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。飼育書やネットの情報は少なく、実際にどの程度毛が抜けるのか、ケアは必要なのか不安になりますよね。

この記事では、我が家で一緒に暮らすリチャードソンジリス「ライ」の体験を交えながら、換毛期の有無や抜け毛の様子、そして飼い主として注意したいポイントをまとめました。実際に感じたことをもとに書いていますので、これから飼育される方や、換毛に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

毛布の上に乗っているリチャードソンジリス

リチャードソンジリスに換毛期はあるの?

飼い主のお腹の上に乗っているリチャードソンジリス

結論から言うと、リチャードソンジリスにも換毛期はあります。ただし、うさぎやフェレットのように一気に毛がごっそり抜け落ちるわけではなく、少しずつ全体が入れ替わるため「気づいたら毛並みが変わっていた」という程度に感じることが多いです。

一般的には春と秋の年2回、季節の変わり目に毛の生え変わりが起こります。春には冬毛から夏毛へ、秋には夏毛から冬毛へと移行していきますが、その変化は非常に緩やかです。

毛色の変化も控えめで、夏はやや明るく、冬はふんわりとした印象になる程度。そのため、飼い主さんによっては「換毛期らしい換毛期を感じない」という声も多くあります。実際、我が家のライを見ていても、ケージが毛だらけになるような抜け毛はほとんどなく、明確な衣替えのようには見えません。

我が家の体験談|ライの場合

こっちに振り向くチリャーどソンジリス

実際に一緒に暮らしているリチャードソンジリスの「ライ」を見ていると、換毛期は確かにあるはずなのですが、目に見えて大きな変化は感じません。抜け毛でケージが毛まみれになることもなく、夏と冬で大きく毛色が変わる印象も少ないのです。

どちらかというと、換毛よりも発情期の変化の方が圧倒的に目立ちました。ライの場合、発情期には食欲が落ち込み、体重が500gから330gまで減少したこともあります。においや気性の変化も大きく、換毛期よりも発情期の方が飼い主として強く意識させられる出来事でした。

そのため、換毛期については「確かにあるけれどあまり気にしなくても良い程度」と感じています。もちろん個体差はあると思いますが、少なくともライに関しては、特別なケアをしなくても大きな問題にはなっていません。

換毛期に注意すべきこと

注意のイメージ

リチャードソンジリスの換毛期は目立たないとはいえ、多少の抜け毛は発生します。そのため、飼い主として最低限のケアをしてあげると安心です。

軽いブラッシング

うさぎほど必須ではありませんが、柔らかいラバーブラシやペット用のスリッカーブラシで軽くブラッシングしてあげると余分な毛を取ることができます。特に背中や首周りは毛が溜まりやすいため、短時間でもブラシを通してあげると良いでしょう。

ケージや部屋の掃除

抜け毛は床やケージ内に溜まってしまうので、こまめな掃除が大切です。掃除機やコロコロを活用して清潔に保つことで、毛の舞い散りやアレルギー対策にもつながります。

食欲・便のチェック

リチャードソンジリスは、毛づくろいの際に少量の毛を飲み込むことがあります。うさぎのように深刻な毛球症になることは少ないですが、便秘や食欲不振が見られないか確認してあげましょう。普段と違う様子があれば早めに動物病院に相談するのがおすすめです。

発情期との違いについても触れる

おやつを食べるリチャードソンジリス

換毛期は比較的おだやかな変化ですが、リチャードソンジリスにとって大きなイベントといえるのが「発情期」です。特にオスはこの時期に顕著な変化が見られます。

ライの場合も、発情期には食欲が極端に落ちて体重が大幅に減少しました。通常500gほどあった体重が330gまで落ち込み、心配で毎日の体調チェックが欠かせませんでした。また、においが強くなったり、気性が荒くなって足を噛んでくることもあり、普段の穏やかな性格とは別の一面を感じました。

このように、換毛期は「毛の入れ替わり」という軽い変化にとどまりますが、発情期は食欲や体重、性格にまで影響が出るため、飼い主にとっては換毛期以上に注意が必要な時期といえます。

季節ごとの暮らしやすさと個体差

クッションの中でペレットを食べているリチャードソンジリス

季節ごとの暮らしやすさ

リチャードソンジリスの毛は、夏はやや軽く涼しげになり、冬はふわっと厚みが増して寒さに備えるように変化します。ただし大きな変化ではないため、飼い主からすると「なんとなく冬は毛並みがふわっとしているかな?」という程度に感じることが多いです。

季節に合わせて毛が変化しているとはいえ、室内飼育ではエアコンやヒーターで温度管理をするのが基本です。夏場はエアコンで28℃以下、冬場は保温グッズや暖房で20℃前後を保つと安心です。

個体差について

換毛の仕方や毛並みの変化には個体差もあります。抜け毛が多くて目立つ子もいれば、ライのように「ほとんど換毛を感じない」という子もいます。飼育環境や遺伝によって差が出るため、他の飼い主さんの体験談と比べても「うちの子は違う」と感じるのは自然なことです。

そのため、「換毛期なのに毛が抜けない」「抜けすぎて心配」といった場合も、体調が安定していれば過度に心配する必要はありません。食欲や排泄が普段通りであれば大きな問題にはならないでしょう。

まとめ

まとめのイメージ

リチャードソンジリスにも換毛期はありますが、うさぎやフェレットのように劇的な抜け毛はなく、気づきにくいほど緩やかです。少しずつ毛が入れ替わり、夏と冬で質感や色合いがほんのり変わる程度にとどまります。

そのため、飼い主としては軽いブラッシングやこまめな掃除を心がけ、便秘や食欲不振がないかをチェックしておけば十分です。むしろ大きな変化を見せるのは発情期であり、体重減や行動の変化にしっかり対応することが大切だと実感しています。

「換毛期はあるけれど、発情期ほど気にする必要はない」というのが、我が家のライと過ごして感じたリアルな印象です。これから飼育を考えている方や、換毛で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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