うさぎの睡眠時間はどれくらい?寝すぎ・寝ないときの原因も徹底解説!

うさぎは1日8〜10時間ほど眠りますが、人のようにまとめて眠るのではなく短時間のうたた寝を何度も繰り返します。目を開けたまま寝るのも普通の行動で、リラックスしている証拠です。

「うちのうさぎ、昼間ずっと寝てるけど大丈夫?」「目を開けたまま寝てるけど、ちゃんと眠れてるの?」そんな不安を感じたことはありませんか?

うさぎは人間のように夜にまとめて眠る動物ではなく、短い睡眠を何度も繰り返す“うたた寝型”の生活リズムを持っています。

本記事では、うさぎの平均的な睡眠時間や寝る時間帯、寝姿の意味、さらに寝すぎ・寝ないときに考えられる原因まで詳しく解説いたします。

うさぎのこはくがなでうさタッチで優しく撫でられてリラックスしている写真

うさぎの平均睡眠時間は8〜10時間ほど

ころんと寝転んでリラックスするうさぎ

うさぎの1日の平均睡眠時間は約8〜10時間といわれています。
ただし人間のように夜にまとめて眠るわけではなく、短い時間の睡眠を何度も繰り返すのが特徴です。

このような睡眠スタイルを「うたた寝型」と呼び、10〜20分程度の軽い睡眠を1日に何度も取りながら、合計で8時間前後の休息をとっています。

うさぎは警戒心の強い動物のため、寝ているように見えなくても実は休んでいることがあります。
特に目を半開きにしていたり、耳をピンと立てたまま動かないときは、浅い眠りの状態にあることが多いです。

また、完全に目を閉じてリラックスして眠るようになるのは、飼い主や環境に十分な安心感を持っている証拠です。
信頼関係が深まるにつれて、うさぎの寝姿にも変化が見られるようになります。

うさぎの睡眠リズムは「薄明薄暮性」

床に伏せてリラックスするネザーランドドワーフ

うさぎは薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)の動物です。これは、朝方と夕方などの薄暗い時間帯にもっとも活発になる性質のことを指します。

人間とは生活リズムが異なり、日中や深夜の時間帯は静かに過ごす傾向があります。

つまり、昼間に「うちの子、ずっと寝てるけど大丈夫?」と感じても、それは自然な行動です。
日中は軽い睡眠をとって体力を温存し、早朝や夕方になると一気に元気になります。
この時間帯には走り回ったり、牧草を食べたり、飼い主に甘えてくる姿が見られるでしょう。

反対に、夜遅い時間になると再び静かになり、部屋の明かりが消える頃にはケージ内でうずくまりながら休むことが多くなります。
このように、うさぎの1日は「活動と休息」を細かく繰り返すリズムでできています。

うさぎの寝姿でわかる安心度と睡眠の深さ

ネザーランドドワーフのひすいが顔をドアップで見せている様子

うさぎの寝姿には、そのときの気分や安心度があらわれます。
どんな体勢で寝ているかを見ることで、うさぎがどの程度リラックスしているのかを知ることができます。

うずくまり姿勢

体を丸めて目を半開きにしているときは、警戒しながらの浅い眠りです。音や気配にすぐ反応できるようにしています。

横たわり姿勢

体の片側を床につけて足を伸ばしているときは、安心してリラックスしている証拠です。飼い主の前でこの姿を見せるのは信頼のサイン。

ごろん寝・仰向け姿勢

完全に心を許しているときだけに見られる姿勢です。うさぎが仰向けで寝ている場合は、極めてリラックスしている状態といえます。

このように、寝姿はうさぎの気持ちを知る大切なヒントになります。
飼い主の前で横たわって眠るようになれば、安心して過ごせている証拠です。

うさぎが寝すぎ・寝ないときに考えられる原因

ノートに「原因?」と書かれ、虫眼鏡が置かれている写真。問題やトラブルの原因を調べるイメージを表現。

うさぎは一日の中で短い睡眠を繰り返すため、日中ほとんど動かない時間があっても異常ではありません。
しかし、明らかに「寝てばかりいる」「ほとんど動かない」「逆に夜も昼も落ち着かない」といった様子が見られる場合は注意が必要です。

寝すぎているように見える場合
  • 気温が高すぎる・低すぎる:環境の変化に敏感なうさぎは、温度が合わないと省エネモードのように動きが鈍くなります。
  • 換毛期による体力消耗:大量の抜け毛がある時期は体力を使うため、いつもより寝る時間が増えることがあります。
  • 病気や不調:消化不良やうっ滞など、体の不調によって元気がなくなることもあります。
あまり寝ない・落ち着かない場合
  • ストレス:環境の変化や大きな音、知らない人の訪問などがストレス要因になることがあります。
  • ケージ環境が落ち着かない:明るすぎる照明や音の多い部屋だと安心して眠れません。
  • 発情期:オス・メスともに発情期は落ち着かず、普段より活動的になる傾向があります。

寝すぎも寝なさすぎも、体調や環境に原因が隠れている可能性があります。
いつもと違う行動が続くようであれば、早めに動物病院に相談しましょう。

うさぎが安心して眠れる環境づくり

灰色のミニうさぎが横になってリラックスしている様子

うさぎは音や光、温度の変化にとても敏感な動物です。
そのため、落ち着いて眠るためには「安心できる空間づくり」が欠かせません。
以下のポイントを意識することで、うさぎがリラックスして眠れる環境を整えることができます。

静かな場所にケージを置く

テレビや人の出入りが多い場所は避け、静かで一定の音環境を保ちましょう。

明暗のリズムをつくる

昼は明るく、夜は暗くすることで生活リズムを整えやすくなります。夜間照明は控えめに。

隠れ家スペースを用意する

トンネルやボックスなど、身を隠せる場所があると安心感が高まります。

室温と湿度の管理

うさぎの快適温度は18〜26℃前後、湿度は40〜60%が目安です。エアコンや加湿器をうまく活用しましょう。

夜間の照明を落とす

常に明るい状態はストレスにつながります。夜は静かで暗めの環境を意識しましょう。

環境が整うと、うさぎは安心して目を閉じ、横たわって眠るようになります。
これは飼い主を信頼している証拠でもあり、リラックスして過ごせているサインです。

飼い主の声・体験談

白い人型のオブジェが笑顔で立っており、背景に「体験談」と書かれたピンク色のボードが配置されているイメージ画像。

「昼間に静かだなと思ったら、目を半開きで寝ていました。ちゃんと眠れているのか心配でしたが、うさぎってそういう寝方をするんですね。知ってからは、起こさずにそっとしておくようにしています。」

「夜中に牧草を食べたり、カーペットをホリホリしたりしているので最初はびっくりしました。調べてみると朝と夕方が活動時間だと知り、今では夜に静かな時間を作ってあげています。」

「信頼してくれるようになったのか、最近は横になって寝るようになりました。ごろんと転がって寝ている姿は本当に安心しきっている感じで、見ているこちらまで癒やされます。」

実際にうさぎと暮らしている飼い主の多くが、最初は「寝すぎ」「目を開けたまま寝る」などの不安を感じています。
しかし、うさぎの睡眠スタイルを理解することで「これが普通なんだ」と安心できるようになります。
飼い主の見守りが、うさぎにとって一番の安心材料です。

まとめ:うさぎの睡眠は短い時間を積み重ねる“うたた寝型”

記事のまとめパートに使用するイメージ 重要ポイントを振り返る場面

うさぎの睡眠時間は1日あたり約8〜10時間ですが、その多くは短時間のうたた寝を繰り返すスタイルです。

昼間や深夜に静かにしている時間が長くても、それは自然なリズムであり、健康上の問題ではありません。

もし「寝すぎ」「寝ない」などの変化がある場合は、環境や体調に原因が隠れていることもあります。
温度・湿度を整え、静かで落ち着ける空間をつくることで、うさぎは安心して眠れるようになります。

信頼できる飼い主の前でごろんと横たわって眠る姿は、安心の証。
その寝顔を見られることこそ、飼い主にとって最大のご褒美かもしれません。

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