うさぎの体調は、驚くほど急変します。
我が家の愛うさぎ「こはく」も、ある日突然動かなくなり、病院へ駆け込むことに。診断されたのは腸閉塞(ちょうへいそく)。
そのときの治療費は約4万円――。この出来事をきっかけに、ペット保険の必要性について本気で考えるようになりました。
この記事では、実体験をもとに、
- 腸閉塞の症状や治療法
- 実際にかかった医療費
- ペット保険のメリット・デメリット
をリアルにお伝えします。
胃拡張ではなく腸閉塞だった
ある晩、こはくが丸まって動かなくなりました。朝は元気にご飯を食べていたのに……。
翌朝すぐに動物病院に連れて行き、レントゲンと血液検査を受けました。
こはくのレントゲン画像はこちらです。

先生の説明によると、胃にガスが大量にたまり、本来小さく分散しているはずのガスが一つの大きな円状に。これは胃の出口が塞がれ、ガスが逃げられない状態とのことでした。
結果として、腸が詰まって胃が拡張している「腸閉塞」と診断されました。
治療法と選択
治療には大きく分けて2つの選択肢があるとのこと。
- 内科的治療(点滴)→ 皮下点滴または静脈点滴(効果的だが時間がかかる)
- 外科的治療(麻酔で処置)→ 今回は選ばず
我が家は仕事の都合もあり、より確実で病院に預けられる「静脈点滴+半日入院」を選びました。
回復と感動の瞬間
夜、妻が迎えに行ってくれ、送ってくれた写真には布団の上に飛び乗るこはくの姿が!

💩も確認でき、無事腸が動き出していることに安心しました。
ボール遊びを始めたときに「日常が戻ってきた」と心から感じました。
実際にかかった費用は約4万円
今回の治療にかかった費用は「約4万円(諭吉さん4人分)」でした。
生活防衛費を積み立てている最中だったため、家計にはかなりのダメージ…。
この時、「もしペット保険に入っていたら…」という思いが強くなりました。
ペット保険の必要性を本気で考える
うさぎを含むペットには人間のような健康保険がありません。
つまり、医療費はすべて自己負担です。
ペット保険については、以下の記事でも詳しく解説しています。
→ 2025年版|うさぎにペット保険は必要?メリットと注意点
ペット保険のメリット
- 病気やケガの医療費が補償される
- 高額な治療を選びやすくなる
- 家計の不安が軽減される
ペット保険のデメリット
- 月々の保険料がかかる
- 年齢によって保険料が上がる
- 加入条件に制限がある場合も
- 保険対応していない病院もある
我が家の選択:保険+積み立て
今回の経験から、我が家では
- ペット保険をしっかり調べて比較
- 同時に毎月の医療費用として積立を開始
というハイブリッド方式を選びました。
回復後の食事事情とおすすめ
こはくは普段のペレットを食べなくなっていましたが、以下のものは食べてくれました:
- チモシー(主食)
- えん麦(ひすいも大好物)
- うさぎの極み(非常食用に常備)
うさぎの季節の体調管理やフードについては、以下の記事も参考になります。
→ うさぎの季節ケアとビジョンマット活用術
特に「うさぎの極み」は食いつきがよく、回復期にはとても助かりました。
まとめ:いざという時に備えることが大切
- うさぎは体調が急変しやすい
- 普段からお腹の張りや食欲、💩の状態を観察する
- かかりつけ医と夜間救急の確認はマスト
- ペット保険や積立で備えることが大切
「何もない日常」のありがたさを、改めて感じた体験でした。
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