リチャードソンジリスは水をあまり飲まない?我が家の実測量とおすすめ給水ボトル3選

リチャードソンジリスはもともと乾燥地帯に適応した動物で、水をあまり飲まなくても元気に過ごせます。この記事では、飲水量の目安や注意点、飼育での工夫を詳しく紹介しています。

リチャードソンジリスを飼っていると、「あれ、水が全然減ってないけど大丈夫?」と感じることがあります。
うちのライ(2歳の男の子)もその一匹で、毎日観察しても給水ボトルの水がほとんど減らず、最初はとても不安でした。

しかし調べてみると、リチャードソンジリスはもともと乾燥地帯に暮らす生き物で、体の中で水分を効率的に利用できる構造を持っています。

つまり「飲む量が少ない=異常」ではなく、体質や食事による差が大きいのです。

この記事では、実際にライの飲水量と飲まないときの注意点・水分補給のコツ、さらにおすすめの給水ボトルを紹介します。

飼い主の手の上で落ち着いた表情を見せるリチャードソンジリス。普段は活発な子でも、安心できる環境ではこんな穏やかな一面を見せてくれます。

リチャードソンジリスの飲水量はどれくらい?

難しくないの?知識と準備で変わる理由を解説します。

一般的に、リチャードソンジリス(体重300〜400g前後)の1日の飲水量は、およそ30〜60ccが目安とされています。

もともと乾燥地帯に適応した体をしており、水分を効率よく保持できるため、水をあまり飲まなくても健康に暮らせるのが特徴です。

うちのライの場合、1日の飲水量はだいたい50ccいくかいかないかほど。
一見「少ないのでは?」と感じるかもしれませんが、食欲や排泄も安定していて、体調も良好です。

リチャードソンジリスは、ペレットや野菜などの食事からも十分に水分を摂取しています。
そのため、給水ボトルの水が減らなくても、体の水分バランスが取れていることが多いのです。

口コミ:「うちの子も全然減らないけど、野菜を毎日食べていて元気です」「水をあまり飲まないタイプだけど、体調は安定しています」

ポイントは「水の減り方」ではなく、元気さ・食欲・排泄の3つをしっかり観察すること。
もしこの3点が普段通りなら、飲水量が少なくても基本的には問題ありません。

リチャードソンジリスが水を飲まないときに考えられる原因

ノートに「原因?」と書かれ、虫眼鏡が置かれている写真。問題やトラブルの原因を調べるイメージを表現。

「水の減りがほとんどない」「まったく飲んでいる様子を見ない」という場合、必ずしも病気とは限りません。
ただし、いくつかの要因が重なって飲みにくくなっていることもあるため、以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • 給水ボトルの詰まり:ノズル部分に牧草の粉やカルシウムが詰まって水が出にくくなることがあります。
  • 飲み口の高さが合っていない:体格に合わない位置に取り付けていると、姿勢が不自然になり飲みにくくなります。
  • 水温が低すぎる:冬場に冷たい水を嫌がる個体もおり、ぬるま湯に変えるだけで飲むことがあります。
  • 体調不良:うっ滞や歯の異常(オドントーマ・不正咬合)で飲みづらくなるケースも。

体調に関わるトラブルの場合は、水だけでなく食欲や排泄にも変化が見られます。
たとえば「ペレットを残す」「おしっこの量が減る」「動きが鈍い」といったときは注意が必要です。

一方で、元気でよく動き回り、野菜もしっかり食べているなら問題ありません。
リチャードソンジリスは個体差が大きく、毎日こまめに観察することが一番の健康管理につながります。

水分をとりやすくするための工夫

お気に入りの布の上でのんびりとくつろぐリチャードソンジリス。安心できる場所では、こんな穏やかな表情を見せてくれます。日中のリラックスタイムのひとコマです。

リチャードソンジリスは水を飲む量が少ないため、日常の中で“飲みやすい環境づくり”をしてあげることが大切です。
ほんの少しの工夫で、飲水量が安定することもあります。

  • 豆苗・レタス・きゅうりなど、水分を多く含む野菜を少量ずつ与える
  • 給水ボトルの飲み口を毎日ティッシュで拭き、詰まりを防ぐ
  • 湿度を40〜60%程度に保ち、乾燥しすぎないようにする
  • 冬はぬるま湯、夏は常温水を入れてあげる
  • 水皿を併用して「どちらでも飲める」環境をつくる

我が家のライも、冬はボトルの水を少しぬるめにして夜に交換するようにしています。
そのひと手間で、飲み方が落ち着いて安定するようになりました。

リチャードソンジリスにおすすめの給水ボトル3選

おすすめを示す木製ブロックのイメージ写真

飲みやすさやお手入れのしやすさは、製品によって大きく変わります。
ここでは、使いやすく口コミ評価も高い人気の3商品をご紹介します。

マルカン ウォーターボトル フラット(70ml)

背面がフラットでケージにしっかり固定できる定番モデル。
飲み口がやや太めで、リチャードソンジリスのように力の強い子でも飲みやすい構造です。静音設計で夜も安心。

口コミ
  • 「チョロチョロ音がせずしっかり固定できる」
  • 「飲み口が広くて使いやすい」

小動物用食器&給水器付きウォーターボトル(80ml・置き型タイプ)

餌入れと給水ボトルが一体になった置き型タイプ。
ケージに取り付ける必要がなく、床にそのまま設置できるため、ボトルが苦手な子にもおすすめです。

滑り止め付きで安定感があり、80mlのタンクはリチャードソンジリスやハムスターなどの小動物にちょうど良いサイズ。
カラーは青・ピンク・黄色の3色展開で、見た目も可愛らしく、ケージ内を明るくしてくれます。

口コミ
  • 「置くだけで使えるのが便利」
  • 「ボトルに慣れていない子でもすぐ飲んでくれました」
  • 「掃除が簡単で衛生的」

SANKO ドームサーバー(置き型水入れ)

丸みのあるドーム型デザインが特徴のSANKO(サンコー)製の置き型水入れ。ハムスターやリス、ハリネズミなどの小動物に対応しており、上部の透明ドーム部分から簡単に水を補給できます。

重さのある安定設計で、ひっくり返したり倒したりしにくいのがポイント。
パーツはすべて分解できるため、丸洗いも簡単で衛生的です。透明なので水の残量がひと目で分かります。

口コミ
  • 「倒れないので安心」
  • 「掃除がしやすくて使い勝手が良い」
  • 「リチャードソンジリスが自分から近づいて飲んでくれます」

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リチャードソンジリスの水を飲むしぐさと観察ポイント

カメラに興味津々な表情を見せるリチャードソンジリス。丸い瞳とふっくらしたほっぺが愛らしく、思わず見入ってしまう1枚です。

リチャードソンジリスは、ほかの小動物に比べると水を飲む動作がとても控えめです。
たとえば、ハムスターのように「ごくごく」と音を立てることはほとんどありません。

多くの場合、ボトルの先を数秒ペロペロと舐めてすぐ離れる程度。
そのため、「飲んでいないのでは?」と勘違いしてしまう飼い主さんも多いです。

実際には、その短い行動を1日に何回か繰り返しており、合計するとしっかり必要量を摂取しています。

こんな行動が見られたら注意

  • 飲み口を舐めてもすぐにやめる(出にくい・詰まりの可能性)
  • 飲もうとせずにボトルの前で固まる(高さが合っていない)
  • 普段より長く飲み続けている(脱水や体調不良のサイン)

また、飲んだ直後に前足で口の周りを拭うような仕草を見せるのは、元気なジリスによく見られる健康なしるしです。

まとめ

記事のまとめパートに使用するイメージ 重要ポイントを振り返る場面

リチャードソンジリスは、もともと水をあまり飲まない動物です。
1日に50cc前後しか飲まなくても、元気・食欲・排泄が安定していれば問題ありません。

大切なのは「どれだけ飲んだか」よりも、「体調に変化があるかどうか」を見守ること。
水の減りが少なくても、野菜から水分を摂っていればしっかり水分補給できています。

一方で、突然飲まなくなったり、逆に急に量が増えたりする場合は注意が必要です。
ボトルの詰まりや温度、位置を確認しても改善しない場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

給水ボトルの種類や設置方法を変えるだけでも、飲み方が安定することがあります。
それぞれの性格や好みに合わせて、飲みやすい環境を整えてあげることが何より大切です。

うちのライも、冬はぬるめの水、夏は涼しい場所にボトルを設置するようにしてから、毎日快適に過ごしています。
リチャードソンジリスが自分のペースで安心して水をとれるよう、飼い主として環境を工夫していきたいですね。

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