うさぎの換毛期は要注意|うっ滞・腸閉塞を防ぐために今できること

換毛期はうさぎにとって体調を崩しやすい時期です

うさぎの換毛期が近づくと、またこの時期が来たな…と少し身構えてしまう方も多いのではないでしょうか?部屋に舞う抜け毛、ブラッシングしても追いつかない毛量、そして何より心配なのが体調の変化です。

換毛期は、ただ毛が生え変わるだけの時期ではありません。体の中では消化のリズムが乱れやすく、食欲が落ちたり、うっ滞を起こしたりするリスクが一気に高まります。うっ滞が長引けば、腸閉塞につながる可能性もあります。

実際に、我が家のこはくとひすいも、換毛期をきっかけにうっ滞や腸閉塞を経験しました。「いつも通りケアしているつもりだったのに」という後悔が、あとから強く残りました。

この記事では、換毛期に起こりやすいトラブルの仕組みを整理しながら、経験を通して感じた本当に大切なポイント、そして日常ケアや実際に取り入れている対策について、できるだけ現実的な目線でまとめています。

これから換毛期を迎える方の参考になれば幸いです。

年齢によって変わる抜け毛の特徴

目次

うさぎの換毛期とは?いつ・どれくらい続くのか?

撫でられて気持ちよさそうにする白黒模様のうさぎ

うさぎの換毛期は、季節の変わり目に体が順応するために起こる自然な生理現象です。ただ、実際に飼っていると「こんなに毛が抜けるのか」と驚くほど激しくなることも少なくありません。

とくに換毛が重い子の場合、見た目以上に体への負担が大きくなります。

換毛期が起こる時期と回数(春・秋)

一般的に、うさぎの換毛期は春と秋の年2回が中心とされています。気温や日照時間の変化に反応し、冬毛から夏毛へ、またその逆へと生え変わります。

ただし、室内飼育の場合は注意が必要です。エアコンによる温度管理や照明の影響で、換毛がダラダラと長引いたり、年に何度も起こるように見えるケースもあります。

いつ終わるかわからない換毛期になりやすいのが、現代の飼育環境の特徴です。

年齢・体質・個体差による換毛の重さ

換毛の重さには大きな個体差があります。年齢を重ねるにつれて換毛が激しくなる子もいれば、若い頃から一気に抜けるタイプの子もいます。

また、体質的に毛量が多い子や、グルーミングが苦手な子ほど、飲み込む毛の量が増えやすくなります。その結果、消化管に負担がかかり、換毛期をきっかけに体調を崩すリスクが高まります。

毎年同じだから大丈夫と思わず、その子ごとの換毛の傾向を把握しておくことが、次のトラブルを防ぐ第一歩になります。

換毛期に起こりやすい消化器トラブル

換毛期といっても、毎回同じように毛が抜けるとは限りません。ごっそり抜ける年もあれば、「今回は意外と少ないな」と感じることもあります。ただ、この“量の違い”があるからこそ、油断しやすい時期でもあります。

毛が大量に抜けるときは見た目でも異変に気づきやすい一方、少なめに見える換毛期ほど、体の中でトラブルが進んでいることに気づきにくいケースもあります。

消化管うっ滞とは何か

消化管うっ滞は、腸の動きが鈍くなり、食べたものや毛がスムーズに流れなくなる状態です。換毛期は、毛を飲み込む量が増えるうえ、食欲が落ちやすくなるため、うっ滞が起こりやすい条件が重なります。

特に、「毛の量がそこまで多くない換毛期」のときほど、対策を緩めてしまいがちですが、実際には少量ずつ飲み込んだ毛が腸内に溜まり、じわじわと影響を及ぼすこともあります。

うっ滞が進行すると腸閉塞につながる理由

うっ滞の状態が続くと、腸内に滞留した内容物から水分が吸収され、毛や食べ物が固まりやすくなります。この状態が進行すると、腸の中を物理的に塞いでしまい、腸閉塞へとつながるリスクが高まります。

「今回は毛が少なそうだから大丈夫」と感じたときほど、実は体の中では負担が積み重なっていることもあるため、換毛の量に関わらず注意が必要です。

毛球症・うっ滞・腸閉塞の違いと関係

毛球症は、飲み込んだ毛が胃や腸内に溜まっている状態を指します。そこに腸の動きの低下が加わることで、消化管うっ滞が起こりやすくなります。

さらに、うっ滞が改善されないまま進行すると、毛や内容物が固まり、腸閉塞に至る可能性があります。それぞれは別の状態ですが、換毛期には連続して起こりうるため、早い段階での対応が重要になります。

換毛期対策で最優先なのはブラッシング

換毛期対策として一番大切なのは、やはりブラッシングです。毛を体の外に出せるかどうかで、うっ滞や腸閉塞のリスクは大きく変わります。

どんなグッズやサプリを使うにしても、ブラッシングが不十分なままでは根本的な対策にはなりません。

ただし、実際の飼育では毎日しっかりブラッシングするのが簡単ではないことも多いはずです。とくに換毛が重い時期ほど、うさぎ自身のストレスも大きくなります。

ブラッシングを嫌がる子もいる現実

うさぎの中には、ブラッシング自体が苦手な子もいます。逃げ回ったり、体をねじったり、怒ってしまう子も珍しくありません。無理に続けることで、飼い主との関係が悪くなってしまうこともあります。

そのため、「毎日完璧にやらなければ」と思い詰めるよりも、その子の性格や限界を理解したうえで、できる範囲で続けることが現実的です。

我が家では、こはくは床で撫でながらブラッシングができます。ひすいはブラッシングをすると逃げてしまうので高いところでブラッシングをします。しかし場所が不安定なためしっかりブラッシングできてるかは微妙です。

自宅ケアが難しい場合はプロに頼る選択もある

どうしても自宅で十分なブラッシングができない場合や、換毛がピークに入ったと感じたときは、プロのブラッシングを頼るのもひとつの方法です。

時間をかけてしっかり毛を取り除いてもらうことで、その後の負担を減らすことができます。

「自分でできない=ダメ」ではありません。うっ滞や腸閉塞を防ぐために、その子に合った方法を選ぶことが、換毛期対策では何より大切です。

ブラッシングを嫌がる子はナワバリ(自分の部屋)から出るとおとなしくなる場合があります。

そしてプロに頼むとおとなしく、そしてスキルの高いブラッシングをしてもらえるので、いつものブラッシングよりもたくさん毛が取れ流可能性があります。

ブラッシングしてもらった後のうさぎ

自宅で必ず続けたい換毛期ケア

カーペットの上で気持ちよさそうに伸びているうさぎ。安心しきった表情で、日々の疲れを癒しているようです。お気に入りの場所でくつろぐ姿は、見ているだけでこちらまで穏やかな気持ちになります。

ブラッシングを軸にしつつ、日常環境を整えることも換毛期対策では欠かせません。実際、うっ滞や腸閉塞のリスクは「毛をどれだけ取ったか」だけでなく「毛を飲み込みにくい環境を作れているか」にも大きく左右されます。

普段と同じ生活をしているつもりでも、換毛期は抜け毛の量が一気に増えるため、知らないうちに体の中に入る毛の量も増えてしまいます。

日常ブラッシングで意識するポイント

毎日のブラッシングは、完璧を目指す必要はありません。短時間でもこまめに行い「今日はここまで」と区切りをつけるほうが、うさぎにとってもストレスが少なくなります。

また、表面だけでなく、首まわりやお腹、おしりなど、毛が溜まりやすい部分を意識することが大切です。取れた毛の量が少なく見えても、続けることで体への負担を減らすことにつながります。

ケージ掃除は「普段やらない場所」が重要

換毛期になると、ケージ内のあちこちに毛が溜まります。いつも掃除している床面だけでなく、すのこの下、ケージの隅、トイレの裏側など、普段あまり意識しない場所にも毛が溜まりやすくなります。

こうした場所に溜まった毛は、うさぎが移動するたびに舞い上がり、結果として飲み込んでしまう原因になります。定期的にケージ全体を見直すことが大切です。

毛が溜まりやすい意外な場所

ケージの外も要注意です。放し飼いスペースの角、カーペットの縁、家具の隙間などは、目に見えにくい毛の溜まり場になりがちです。

いつも掃除しているつもりでも、換毛期は想像以上に毛が広がります。定期的に一度リセットする意識を持つことで、うっ滞や腸閉塞のリスクを下げることにつながります。

換毛期対策として実際に使っているグッズ

正面を向いて座るうさぎの姿

換毛期対策は、ブラッシングと環境づくりが基本ですが、それだけでは追いつかない場面もあります。とくに換毛が重い時期は、日常ケアを補助してくれるグッズを上手に取り入れることで、負担を減らすことができます。

ここでは、実際に換毛期に使っているものの中から、「あって助かった」と感じたものを紹介します。

GEX エアグルームDC(集毛機)

レヨンベールアクア楽天市場店
¥3,590 (2026/02/09 10:03時点 | 楽天市場調べ)

換毛期になると、ブラッシングをしていても、床やケージ周り、放し飼いスペースに細かい毛が残りやすくなります。掃除機をかけても毛が舞い上がり、結果的に部屋中に毛が広がってしまうことも少なくありません。

実際に使ってみて感じたのは、目に見えていなかった毛が思っている以上に多いということです。エアグルームDCを使うことで、マットや床に絡みついた細かい毛をまとめて回収でき、掃除後の毛残りが減りました。

ブラッシングの代わりになるものではありませんが、換毛期の環境対策として、毛を飲み込むリスクを下げる補助にはなっていると感じています。

楽天市場の口コミより
  • 換毛期の抜け毛対策として使いやすい
  • 掃除機よりも毛が舞いにくいと感じた
  • ケージ周りやマットの毛が取りやすい
  • 音が思ったより気にならなかった
  • ブラッシング後の仕上げ掃除に向いている

ファーミネーター 小動物用(うさぎ対応)

換毛期のブラッシングでは、表面の毛は取れているのに、まだ抜けるという状態になることが多く、どこまでやればいいのか判断が難しくなります。

ファーミネーターは、アンダーコートに届きやすい構造のブラシで、換毛が進んでいる時期ほど違いを感じやすいアイテムです。

実際に使ってみると、普通のブラシでは取れなかった毛がしっかり取れる一方で、やりすぎると嫌がる子も出やすいと感じました。

そのため、毎日使うというよりも、「換毛が一気に来たタイミング」や「ここは特に毛が溜まっていそう」という場面で、様子を見ながら使うのが現実的だと思います。

ブラッシングの効率を上げたいときの補助的な道具という位置づけです。

楽天市場の口コミより
  • 換毛期の抜け毛がごっそり取れる
  • 普通のブラシよりも取れる量が多い
  • 力を入れすぎると嫌がるので注意が必要
  • 短時間でブラッシングを終えられる
  • 換毛期限定で使うとちょうどいい

うさぎのきわみ乳酸菌

換毛期は、毛を飲み込む量が増えるだけでなく、食欲や腸の動きが不安定になりやすい時期です。ブラッシングや掃除を徹底していても、体の中のケアまでは目に見えないため、不安が残る場面もあります。

実際に使って感じたのは、これだけで安心できるものではないが、換毛期の不安を少し軽くしてくれる存在という位置づけです。

ブラッシングや環境対策を前提にしたうえで、日常的に取り入れやすく、換毛期の体調管理を意識するきっかけになっています。即効性を期待するものではなく、あくまで補助的なケアとして使っています。

楽天市場の口コミより
  • 食いつきが良く与えやすい
  • 換毛期や体調が気になる時期に使っている人が多い
  • 毎日のケアに取り入れやすい
  • 続けやすい量と価格帯
  • お腹の調子を意識して購入したという声が多い

うさぎのきわみ毛玉ケア

換毛期は、どうしても毛を飲み込む量が増えます。ブラッシングや掃除を徹底していても、体の中に入る毛を完全にゼロにすることはできません。

そのため、「体の外」と同時に「体の中」を意識したケアも必要だと感じるようになりました。

実際に使って感じたのは、とても食いつきがいいです。しかし、これ単体で何かが劇的に変わるというよりも、換毛期の不安を減らすための補助的な存在だということです。

我が家では上で紹介したうさぎのきわみ乳酸菌と交互に商品の記載欄にあった目安の1日7粒づつ与えています。

ブラッシング・環境対策を前提にしつつ、毛を多く飲み込みやすい時期に取り入れることで、ケアの選択肢が一つ増える感覚があります。あくまで日常管理の延長として使っています。

楽天市場の口コミより
  • 換毛期の毛玉対策として購入している人が多い
  • うさぎが嫌がらず食べてくれるという声が多い
  • 日常のケアに取り入れやすい
  • 換毛期のお守り代わりに使っているという意見が見られる
  • 継続しやすい量と価格帯という評価が多い

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実体験|換毛期にうっ滞・腸閉塞を経験した話

換毛期の怖さを実感したのは、実際に体調トラブルを経験してからでした。それまでは「換毛期は大変だけど、毎年のこと」とどこかで油断していた部分があったと思います。

しかし、うっ滞や腸閉塞を経験してからは、換毛期の見方が大きく変わりました。

こはく・ひすいに起きた症状

こはくもひすいも、換毛期に入ったタイミングで食欲が落ち、動きが鈍くなりました。最初は「換毛期だから少し元気がないのかな」と様子を見ていましたが、次第にうんちの量が減り、明らかに普段と違う状態になっていきました。

結果として、こはくは腸閉塞を起こし、とても危険な状態でした。毛が大量に抜けている時期だけでなく、「今回はそこまで抜けていない」と感じた換毛期でも起きたことが、強く印象に残っています。

ちなみにこはくは腸閉塞がひどくなり手術をしました。ひすいは腸閉塞が初期で発見できたのでレントゲンと点滴で改善しました。手術で20万円の費用がかかりました。うっ滞や腸閉塞を侮ってはいけません。

今振り返って思う原因と対策

今思えば、ブラッシングや掃除はしていたつもりでも、「十分だったか」と言われると自信はありません。特に、ケージ周りや普段見落としがちな場所に溜まった毛、そして体の内側へのケアを軽視していた部分があったと感じています。

この経験から、換毛期は何か起きてから対応するのではなく、起きる前提で先回りすることが大切だと考えるようになりました。

ブラッシングを最優先にしつつ、環境を整え、必要に応じてグッズも取り入れる。換毛期は特別な時期だと意識して向き合うようになりました。

動物病院を受診すべきタイミング

緑の木々に囲まれた病院の建物の外観写真

換毛期は多少元気がなくなることもあり、「もう少し様子を見てもいいのか」「すぐ病院に行くべきか」判断に迷う場面が増えます。

ただ、うっ滞や腸閉塞は進行が早いこともあり、迷っているうちに悪化してしまうケースも少なくありません。

換毛期だからといって、すべてを様子見で済ませてしまうのは危険です。見極めのポイントをあらかじめ知っておくことで、判断の遅れを防ぐことができます。

すぐ受診が必要なサイン

次のような様子が見られる場合は、できるだけ早く動物病院に相談したほうが安心です。

  • 食欲が明らかに落ちている、またはまったく食べない
  • うんちの量が極端に減る、出ていない
  • 丸まって動かず、明らかに元気がない
  • お腹を気にするような姿勢や動きをする

これらは、うっ滞が進行している可能性を示すサインです。換毛期と重なっている場合は、自己判断せず早めに受診することが重要です。

こはくやひすいを病院に連れて行った時は、朝ペレットやおやつを食べてたのに、夜になると食べずどこか隅っこに隠れたり、動かなかったり明らかに様子がいつもと違ってました。

食べない・隠れるは危険なサインなのかもしれません。

様子見との判断が難しいケース

一方で、少し食欲が落ちているだけ、うんちの量がやや少ない程度だと、「もう少し様子を見よう」と考えてしまいがちです。

ただ、換毛期は状態が急変することもあるため、判断に迷う場合は電話で相談するだけでも意味があります。

「換毛期だから仕方ない」と決めつけず、いつもと違うと感じた時点で一度立ち止まることが、結果的に大きなトラブルを防ぐことにつながります。

まとめ|換毛期は「うっ滞を起こさせないこと」が最重要

記事のまとめパートに使用するイメージ 重要ポイントを振り返る場面

うさぎの換毛期は、毛が抜ける見た目の変化以上に、体の中で起こる変化に注意が必要な時期です。毛を多く飲み込みやすくなり、食欲や腸の動きが不安定になることで、うっ滞や腸閉塞のリスクが一気に高まります。

今回あらためて感じたのは、換毛期対策の軸はあくまでブラッシング環境づくりだということです。どんなグッズやサプリを使う場合でも、毛を体の外に出し、毛を飲み込みにくい環境を整えることが前提になります。

そのうえで、自宅ケアが難しい場合はプロのブラッシングを頼る、掃除や集毛機で環境中の毛を減らす、体調管理の補助として乳酸菌や毛玉ケアを取り入れる――

そうした選択肢を状況に応じて組み合わせることが、現実的な換毛期対策だと感じています。

換毛期は「何か起きてから対処する時期」ではなく、「起きる前提で備える時期」です。少しでも違和感を感じたら立ち止まり、早めにケアや受診につなげることが、うさぎの命を守ることにつながります。

出典・参考資料

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換毛期はうさぎにとって体調を崩しやすい時期です

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