「結婚相談所って、やっぱり高すぎるのでは?」資料を取り寄せて料金を見ると、初期費用だけで数万円〜十数万円。さらに月会費、成婚料まで含めると、合計は数十万円になることもあります。
マッチングアプリなら月数千円の時代に、この差は正直インパクトがあります。
だからこそ迷いますよね?本当にそこまで払う価値があるのか。もしうまくいかなかったら、お金だけが消えてしまい無駄になるんじゃないか?
一方で、高いと感じるのは金額そのものよりも、中身が見えにくいことが原因かもしれません。何にいくらかかるのか。年間総額はいくらなのか。ほかの婚活手段と比べるとどうなのか。
本記事では、結婚相談所の費用相場と内訳を公式公開情報ベースで整理し、年間総額のモデルケースも提示しながら客観的に検証します。
感情論ではなく、数字で判断したい方のために、費用の実態を一つずつ明らかにしていきます。

結婚相談所の費用相場はいくらか?

「高すぎる」と感じる前に、まずは費用の構造を具体的に整理しておく必要があります。結婚相談所の料金は大きく分けて、①初期費用 ②月会費 ③成婚料 の3つで構成されています。
公的機関が出している全国平均の統一データは存在しません。そのため、各社が公式サイトで公開している料金情報を比較すると、年間総額はおおむね30万円〜60万円程度に収まるケースが多いことが分かります。
初期費用の相場(入会時に必要な費用)
初期費用には、入会金・登録料・活動サポート費などが含まれます。公開料金を比較すると、一般的には5万円〜20万円前後が中心帯です。この費用には以下のような内容が含まれることが多いです。
- 会員データベースへの登録
- プロフィール作成サポート
- 写真撮影アドバイス
- 担当者との初期面談
つまり単なる登録料ではなく、活動準備のためのサポート費用が含まれている構造です。ただし、ここでまとまった金額が必要になるため、高いという第一印象につながりやすい部分でもあります。
月会費の相場(活動中に継続して発生)
月会費は、紹介・検索システム利用・担当者サポートなどに対する費用です。相場は1万円〜2万円前後が多く、年間では12万円〜24万円程度になります。ここで重要なのは活動期間です。例えば・・・
- 6か月活動 → 約6万円〜12万円
- 12か月活動 → 約12万円〜24万円
活動が長期化すると総額は増えます。そのため、費用の妥当性を考えるには平均活動期間とセットで考える必要があります。
成婚料の相場(成果報酬型の費用)
成婚料は、成婚退会時に支払う成功報酬型の費用です。相場は0円〜20万円前後と幅があります。
成婚料が設定されている相談所では、「成婚という成果」に対して費用を支払う仕組みです。一方、成婚料がないプランでは、初期費用や月会費が高めに設定されている傾向も見られます。つまり、
という計算になります。例えば、初期費用10万円、月会費1万5千円で12か月活動し、成婚料20万円の場合、総額は約48万円になります。
この水準が高すぎるのかどうかは、他の婚活手段との比較や、得られるサポート内容とのバランスで判断する必要があります。
年間総額はいくらになるのか?(モデルケース)

相場だけを見ると30万〜60万円と幅があり、実感がわきにくいかもしれません。そこで、具体的な活動期間を想定し、年間総額がどの程度になるのかをモデルケースで整理します。ここでは以下の条件を仮定します。
- 初期費用:10万円
- 月会費:1万5千円
- 成婚料:20万円
あくまで一般的な価格帯をもとにした試算です。
6か月活動した場合
初期費用10万円を加えると、成婚に至らなかった場合の総額は約19万円になります。ここに成婚料20万円が加わると、成婚時の総額は約39万円です。短期決着であれば、総額は40万円前後に収まるケースもあります。
12か月活動した場合
初期費用10万円を加えると、成婚に至らなかった場合で約28万円。成婚料20万円を加えると、成婚時の総額は約48万円になります。
活動期間が1年になると、総額は40万円台後半に到達します。ここが高いと感じる分岐点になりやすい水準です。
成婚した場合としなかった場合の違い
費用構造の大きな特徴は、成婚料の有無です。
- 成婚しなかった場合 → 20万〜30万円台
- 成婚した場合 → 40万〜60万円台
つまり、成功した場合の総額が高く見える構造になっています。ただし、成婚料は成果報酬であるため、成功時のみ発生します。
この仕組みを理解せずに総額だけを見ると、高すぎるという印象になりやすいのです。次に、なぜ多くの人がそう感じるのか、その心理的背景を整理します。
なぜ「高すぎる」と感じてしまうのか?

ここまで金額を整理すると、結婚相談所の年間総額は決して小さな額ではありません。しかし、高すぎると感じる理由は単に数字の大きさだけではありません。
実際には、金額の構造と心理的な不安が重なったときに、その印象は強くなります。
成果が保証されないという不安
結婚相談所の費用は、原則として返金保証型ではありません。活動しても必ず結婚できるという保証はなく、成果は本人の活動状況や相性にも左右されます。
この保証がないという構造が、数十万円という金額と結びついたときに「もしダメだったらどうするの?」という不安に直結します。特に、婚活が長期化した経験がある人ほど、この心理的ハードルは高くなる傾向があります。
マッチングアプリとの価格差
現在、マッチングアプリの月額料金は数千円が一般的です。年間でも数万円程度に収まるケースが多く、結婚相談所の総額と比較すると大きな差があります。単純比較すると・・・
- マッチングアプリ:年間数万円
- 結婚相談所:年間数十万円
この差だけを見ると、割高に感じるのは自然です。ただし、提供されるサービス内容は同じではありません。担当者の個別サポート、身元確認、成婚までの伴走体制など、構造そのものが異なります。
総額が見えにくい構造
結婚相談所の費用は初期費用+月会費×期間+成婚料という積み上げ型です。活動開始時点で最終総額が確定しているわけではありません。
そのため、活動期間が長くなるほど費用は増え、「気づいたら想定よりかかっていた」と感じるケースもあります。この見通しの不透明さが、高すぎるという印象をさらに強めている要因の一つです。
他の婚活手段と費用を比較するとどうか

費用が高いかどうかを判断するには、単体で見るのではなく、他の婚活手段と比較することが不可欠です。ここでは代表的な婚活手段と、一般的な費用水準を整理します。
マッチングアプリとの比較
マッチングアプリの月額料金は、一般的に3,000円〜5,000円程度です。年間では約4万円〜6万円前後に収まるケースが多く、金額だけを見ると結婚相談所との差は大きいです。
- マッチングアプリ:年間 約4万〜6万円
- 結婚相談所:年間 約30万〜60万円
ただし、アプリは自己完結型です。紹介や仲介、交際中の相談などの個別サポートは基本的にありません。費用差はサービス構造の違いによるものです。

婚活パーティーとの比較
婚活パーティーは1回あたり数千円〜1万円程度が一般的です。月2回参加した場合、年間では約10万〜20万円前後になります。
複数回参加すると意外と総額は積み上がりますが、継続的なサポートはなく、出会いの質や効率はその都度変動します。

自治体婚活との比較
自治体が実施する婚活支援は比較的低額で、数千円〜数万円程度で参加できるものもあります。ただし、実施回数が限られている場合が多く、継続的な紹介制度が整っているとは限りません。
このように比較すると、結婚相談所は最も高額帯に位置します。一方で、身元確認、専任担当制、交際フォローなど、他手段にはないサポートが含まれているのも事実です。
つまり、高すぎるかどうかは、単純な金額比較では判断できません。費用とサポート内容のバランスをどう評価するかが、重要な視点になります。
パートナーエージェントの料金体系(公式情報)

ここでは、パートナーエージェントが公式に公開している「コースと料金」をもとに、料金プランの構造を具体的に整理します。
結論から言うと、費用は「登録料+初期費用+月会費(在籍中)+成婚料(成婚退会時)」の積み上げで決まります。
さらに、コース(ライト/スタンダード/プレミアムプラス)と、エリア(エリアI・エリアII)で金額が変わります。
料金(公式掲載/税込)
| コース | エリア | 登録料 | 初期費用 | 月会費 | 成婚料 |
|---|---|---|---|---|---|
| プレミアムプラスコース | (エリア表記なし) | 33,000円 | 157,300円 | 27,500円 | 110,000円 または 220,000円 |
| スタンダードコース | エリアI | 33,000円 | 77,000円 | 20,900円 | 77,000円 または 220,000円 |
| スタンダードコース | エリアII | 33,000円 | 77,000円 | 17,600円 | 77,000円 または 220,000円 |
| ライトコース | エリアI | 33,000円 | 55,000円 | 16,500円 | 0円 |
| ライトコース | エリアII | 33,000円 | 55,000円 | 14,300円 | 0円 |
「高すぎる」と感じやすいポイントは、入会時点で登録料+初期費用がまとまって発生する点です。
一方で、月会費は在籍中に毎月積み上がり、成婚料は成婚退会時に発生するため、活動期間と成婚の有無で総額が変わる仕組みになっています。
なお公式サイトには、「SCRUM及びIBJでの成婚の場合、成婚料は220,000円(ライトコース除く)」との注記があります。
このように、同じコースでも条件によって成婚料が変動するため、費用比較ではこの部分が盲点になりやすいです。
一人で悩まず相談して婚活でいい出会いを
費用で後悔しないためのチェックポイント

ここまで具体的な金額を見ると、「やはり高いな」と感じる方もいれば、「思ったより現実的」と感じる方もいるはずです。重要なのは、契約前に総額の見通しを持てているかどうかです。
① 活動期間を想定した総額を試算する
月会費は在籍期間に比例して増えます。そのため、入会時には6か月・12か月の両方で総額を試算しておくことが重要です。
- 初期費用+(月会費×6か月)+成婚料
- 初期費用+(月会費×12か月)+成婚料
この2パターンを事前に把握しておくだけで、想定外に高くなったという後悔は防げます。
② 成婚料の条件を確認する
成婚料は「いくらか」だけでなく、どの時点を成婚と定義するのかが重要です。真剣交際開始時なのか、婚約段階なのか、プロポーズ後なのか。定義によって支払タイミングが変わります。
また、条件によって金額が変動するケースもあるため、公式注記まで確認することが必要です。
③ 返金規定と中途解約の扱い
活動が合わなかった場合の中途解約規定も重要です。特定商取引法に基づく返金制度はありますが、実際の返金額は契約内容により異なります。契約前には以下を確認してください。
- クーリングオフの条件
- 中途解約時の精算方法
- 返金対象外費用
を確認しておくことで、不安は大きく減ります。
④ 無料相談で確認すべきポイント
費用の説明が曖昧な場合は要注意です。無料相談では、以下を具体的に質問するのが有効です。
- 平均活動期間はどれくらいか
- 成婚までの実例
- 総額の目安シミュレーション
数字を明確に説明できるかどうかは、判断材料になります。結婚相談所の費用は確かに安くはありません。しかし、事前に構造を理解し、総額を可視化しておけば、「高すぎる」という不安は冷静な判断へと変わります。
費用やサポート内容を実際に
比較したうえで判断したい方はこちら
費用は「投資」か「無駄」かを判断する基準

結婚相談所の年間総額は、おおよそ30万〜60万円前後になるケースが多く、決して軽い金額ではありません。だからこそ重要なのは、高いかどうか」はなく、その金額に見合う成果や変化があるかどうかです。
判断を誤ると、費用はそのまま固定費になります。一方で、活動の質が変われば、同じ金額でも評価はまったく違ってきます。
① 費用の内訳とサービス内容が一致しているか?
まず確認すべきは、支払う金額と提供されるサービスの整合性です。
- 紹介人数や検索可能件数
- 担当者面談の頻度
- 交際中のフォロー体制
- 成婚の定義とサポート範囲
金額だけを見るのではなく、これらが具体的に提示されているかどうかが判断基準になります。
② 活動期間を想定した総額を把握しているか
費用は初期費用+月会費×在籍期間+成婚料で決まります。活動が6か月なのか、12か月なのかで総額は大きく変わります。
入会前に複数パターンで総額を試算しておけば、「想定外に高くなった」という事態は防げます。
③ 自分の婚活スタイルと仕組みが合っているか
自分で主体的に動ける人は、低コストの手段でも成果が出る可能性があります。一方で、判断に迷いやすい、客観的な助言が必要という人には、伴走型の仕組みが機能しやすい傾向があります。
費用の妥当性は、自分の弱点を補える構造になっているかで評価すべきです。
④ 結果までの道筋が具体化できるか
最終的な判断基準はここです。成婚までのプロセスが具体的に説明されているか。活動の流れが明確か。途中で迷った場合のサポート体制が示されているか。
この道筋が見える場合、費用は成功確率を安定させるためのコストと位置づけられます。逆に、流れが曖昧な場合は、高額な支出として残る可能性が高くなります。
結婚相談所の費用は確かに安くありません。しかし、構造を理解し、自分に合うかどうかを確認したうえで選択するなら、「高すぎる」と一概には言えません。
最新の料金やサポート体制は
公式サイトで確認できます
まとめ|結婚相談所の費用は本当に高すぎるのか?

結婚相談所の費用は、年間で見ると30万〜60万円前後になることが多く、金額だけを見れば決して安くはありません。そのため、「高すぎる」と感じるのは自然な反応です。
ただし、費用は単なる出会いの料金ではなく、紹介制度や担当者フォロー、成婚までのサポート体制を含めた対価です。
仕組みを理解せずに総額だけを見ると割高に見えますが、活動設計まで含めて評価すると見え方は変わります。
最終的な判断基準は、その費用で婚活が前に進むかどうか。総額を試算し、サービス内容を確認し、自分の婚活スタイルと合っているかを整理したうえで選択すれば、後悔は避けられます。
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