うさぎって、実はけっこう水を飲むってご存知ですか?
我が家では、100均のココット皿で水を用意しているのですが……朝起きて水入れを見ると、なんとすっからかん!
寝る前にしっかり満タンにしたはずなのに、なぜ?と思って調べてみたところ、うさぎの水分摂取には意外な事実が。

今回は「うさぎと水」の関係について徹底調査。水の種類、給水方法、おすすめグッズまで解説します。
・ミネラルウォーターってうさぎに与えていいの?
・水道水は安全?
・どんな給水器がいいの?
こうした疑問もすべて解決できますので、ぜひ最後までご覧ください。
うさぎが飲む水の量ってどれくらい?
うさぎって、あまり水を飲まないイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、実は毎日しっかりと水分を摂る必要がある動物です。
目安としては、体重の約10%の水分を毎日摂ると言われています。
体重 | 1日に必要な水の量(目安) |
---|---|
1.0kg | 約100ml |
1.5kg | 約150ml |
2.0kg | 約200ml |
ちなみに人間で換算すると、体重60kgの人が約6リットルの水を飲むようなもの。うさぎにとって、これだけの水分が必要というのは意外ですよね。
我が家のうさぎの場合、
- こはく(体重:1.6kg)→ 約160ml/日
- ひすい(体重:1.3kg)→ 約130ml/日
これをふまえると、100均のココット皿に入れた水が朝には空になっているのも納得です。
飲水量に影響する要素
うさぎの飲水量は、以下のような条件によって変動します。
- 食事内容:乾燥牧草(チモシー)中心だと水分摂取が増えます。野菜が多いとそのぶん飲む量は少なくなる傾向があります。
- 季節:特に夏場は脱水を防ぐためにも飲水量が増えます。
- 活動量・性格:元気で活発な子ほど多く飲みます。
- 健康状態:病気によっては飲水量が増減する場合があるため、日々の変化には注意が必要です。
給水器の形状や設置場所によっても飲水量が左右されることがあるので、愛うさちゃんの様子をよく観察してあげましょう。
うさぎに与える水は何がいいの?
うさぎに与える水は、基本的に水道水で問題ありません。
水道水に含まれる微量の塩素は、うさぎの健康に害はないとされています。むしろ水道水は管理されているため、清潔で安全です。
ただし、どうしても塩素が気になるという方は、以下の方法も検討できます。
- 沸騰させてから冷ました水を与える
- 家庭用の浄水器を通した水を使う
- ペット用の専用水を利用する
実際にペット用の水も販売されています👇
注意していただきたいのは、人間用のミネラルウォーターを与えないことです。
ミネラルウォーターにはカルシウムやマグネシウムが多く含まれており、うさぎにとっては尿路結石の原因になる可能性があります。
どうしても軟水を使いたい方は、「カルシウム除去済み」や「軟水仕様」と記載のあるペット用を選びましょう。
新たに導入した飲み水改善アイテム
最近、ずっと気になっていたある商品をついに購入しました。
「大切なペットの飲み水をぐ〜んと良くする魔法のスティック」というキャッチコピーが気になっていたのですが、我が家の水入れ(ココット皿)にはスティックが入らず悩んでいたんです…。
そこで考えたのが、100均などで手に入る1リットルサイズの保存容器を使う方法。そこにスティックを入れて水を冷蔵保存し、必要なときに小分けして使うスタイルにしました。
このスティック、なんと30リットル分・約3ヶ月使用可能
気になるスティックのメリットはこちら👇
- 軟水化ボール:硬水に含まれるミネラルを吸着して、うさぎに優しい軟水に
- 水素発生ボール:活性酸素を減らし、老化予防効果が期待できる
- 抗菌ボール:雑菌の繁殖を抑えて清潔に保つ
しかも人間用の飲み水としてもOKとのことで、家族みんなで使える安心感があります。
水道水にやや不安を感じていた我が家ですが、これでひと安心。1日あたり約15円というコストなら、うさーずに投資する価値は十分ありますよね😊
▶ 購入したのはこちら👇
うさぎの健康と長生きのために、ぜひ検討してみてください。
おすすめの給水機は何?
うさぎ用の給水器にはいくつか種類がありますが、それぞれの特徴・使い心地・向いている飼育スタイルは異なります。
ここでは実際の使用感・口コミも踏まえて、おすすめタイプを3つご紹介します。
① 陶器やステンレスのお皿タイプ
最もシンプルで自然な姿勢で飲めるのがこのタイプ。ご飯のお皿として兼用しているご家庭も多く、初めての飼育や小屋内でじっとして飲む子におすすめです。
代表商品例:
・マルカン「うさぎの食器 陶器タイプ」
・アイリスオーヤマ「ステンレスペット皿」など
メリット
- 自然な姿勢でゴクゴク飲める
- 水の減りや汚れに気づきやすく管理が簡単
- 陶器製なら重くて倒れにくく、洗いやすい
デメリット
- 軽い素材だとひっくり返す恐れがある
- 浅いと水の減りが早く、こまめな補充が必要
口コミ
- 「陶器なので安定感があり、倒したことはありません」
- 「夜のうちに水が空になることが多く、深さを選んだ方がいいです」
- 「お皿で飲んでる姿が自然でかわいいです」
② ペットボトル式自動給水器(飲み口が皿タイプ)
ペットボトルに水を入れて設置すると、下皿に自動で水が供給されるタイプ。留守が多い家庭・多頭飼い・水をたくさん飲む子に特におすすめです。
代表商品例:
・GEX「ピュアクリスタル ラビんぐ」
・SANKO「ウォーターディッシュ」など
メリット
- 飲みやすい皿口とペットボトルでたっぷり給水できる
- こぼれにくく、外出時にも安心
- 製品によってはカルシウム除去フィルター付きで健康面にも配慮
デメリット
- 本体がやや大きく場所をとる
- ペットボトルの装着にコツがいることがある
口コミ
- 「見た目よりも安定していて、夜間も安心して任せられます」
- 「最初は警戒してたけど慣れたらずっと飲んでます!」
- 「設置には滑り止めを使った方が安心かも」
③ 吊り下げ式ローラータイプ
ケージの外に設置して、うさぎが舌でローラーを転がすことで水が出る仕組み。ケージ内を汚したくない人・サブ給水器として使いたい人に向いています。
代表商品例:
・マルカン「ウォーターボトルフラット」
・SANKO「フラットウォーターボトル」など
メリット
- ケージ外付けなので省スペース
- 倒れる心配がなく、床が濡れない
デメリット
- ローラーが詰まると水が出なくなるリスクがある
- 飲みにくいため、飲水量が減るうさぎも
- 掃除しづらく、細菌の繁殖が気になることも
口コミ
- 「旅行時の予備に使ってます。普段はお皿派です」
- 「ローラーが詰まって水が出なくなったことがあり、怖かった」
- 「うちの子はカチャカチャ音が嫌いみたいで、お皿に変えました」
給水器選びで迷ったら、基本は皿タイプ+必要に応じて自動給水を検討すると安心です。
うさぎと水、実は健康と深い関係があります
水分不足は、うさぎの体調不良や病気につながるリスクもあります。
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まとめ|うさぎにとって水はとても大事です
今回は「うさぎと水」の関係についてお話ししました。
うさぎは体重の10%ほどの水を毎日飲むため、思った以上に水が減ることに驚く方も多いのではないでしょうか。
基本は水道水で問題ありませんが、気になる場合は浄水器やペット用の水を活用してみてください。
また、給水器はお皿タイプが飲みやすく、おすすめです。
うさぎの健康のためにも、毎日の給水管理を見直してみましょう😊
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