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うさぎと暮らす前に読む話|初心者に伝えたいお世話・接し方・感じたこと全部

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うさぎの飼い方・暮らし
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こんにちは。当ブログでは、ミニうさぎの「こはく」と、ネザーランドドワーフの「ひすい」という2羽と暮らしている飼い主が、実際の飼育体験をもとに、うさぎとの暮らし方を初心者向けにわかりやすく紹介しています。

「うさぎって懐くの?」「トイレは覚える?」「何を食べるの?」──初めてお迎えする方には、わからないことや不安もたくさんありますよね。

この記事では、そんな初心者さんに向けて、うさぎの住環境づくり、食事や健康管理、トイレのしつけ、しぐさや鳴き声の意味まで、こはくとひすいとの日々の中で感じた「リアルな気づきや工夫」を交えながら、たっぷり解説していきます。

これからうさぎをお迎えする方にも、すでに一緒に暮らしている方にも、少しでもお役に立てたら嬉しいです。


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1. 快適な住環境を整える|安心できる居場所をつくろう

ケージ+サークルで「自分だけのスペース」を

まずは、うさぎにとって安心できる居場所を作ることが大切です。
うさぎ用のケージは体長の3〜4倍程度の広さが目安。狭すぎるとストレスの原因になりますし、広すぎても落ち着かないこともあります。

我が家では、ケージ内にトイレや寝床を置きつつ、日中や朝晩にはサークルで「部屋んぽ」できるようにしています。
うさぎにとって、“逃げ場”や“安心できる巣”があることで気持ちが落ち着きやすくなりますよ。

床材は「滑りにくく・やさしい」素材を

うさぎの足裏はとてもデリケート。
ツルツル滑る床はうさぎの負担になるため、ペット用のジョイントマットや牧草マット、カーペットタイプの敷物がおすすめです。

ひすいは柔らかい素材が好きなようで、カーペットの上でゴロンと寝そべるのが日課になっています。

室温は18〜24℃を目安に

うさぎは暑さにも寒さにも弱い動物。理想的な室温は18〜24℃前後で、湿度は40〜60%くらいが快適とされています。

我が家では、夏はエアコンとひんやりマット冬は毛布・ペットヒーター・エアコンを組み合わせて、うさぎが快適に過ごせるように調整しています。

寒暖差が大きい時期は特に、こまめに温度計で確認したり、うさぎの様子(丸くなる・じっと動かないなど)を見ながら調節するのがポイントです。

こうした季節ごとのケアについては、実際に使っているアイテムや過ごし方をまとめた記事がありますので、よかったらあわせてどうぞ。

▶︎【実体験レポ】うさぎ部屋のエアコン掃除|リチャードソンジリスの反応も!?

▶︎【季節のうさぎケア完全ガイド】ひんやりマットとブランケットで快適に!実体験でわかった対策まとめ

2. トイレのしつけと試行錯誤|うまくいかない時はどうする?

うさぎは基本的にきれい好きで、同じ場所に排泄する習性があります。
とはいえ、最初から完璧にトイレを覚えるわけではないので、根気よく付き合っていくことが大切です。

我が家の「ひすい」も、最初は順調だったのですが、サークル生活に切り替えた途端、なぜか決まった場所でしてくれなくなってしまいました

左側に三角トイレを置いてみても完全無視。いつも決まって右端のカーペットにおしっこ…

試してよかった!犬用トイレの活用

これは困った…と悩んでいた時に試したのが、ペットシーツを固定できる犬用トイレ
おしっこをする場所にそのまま設置したら、見事に成功! 掃除もしやすくなり、トイレの失敗も激減しました。

ちなみに使ったのは、1,480円ほどで購入したシーツ留め付きのプラスチックトレータイプ
床が濡れる心配がなくなり、見た目もすっきりしたのが嬉しかったです。

現在のスタイルは「シートそのまま作戦」

最近はさらにシンプルに、ペットシーツを2枚重ねてそのまま床に敷くスタイルに落ち着いています。

紙類をかじる子には向かない方法ですが、ひすいはまったく噛まないタイプなので、今のところ問題なく使えています。
うさぎの性格に合わせて、最適な方法を見つけていくのがポイントですね。

うまくいかないときは「場所を変える」「形状を変える」「思いきってシンプルにする」など、うさぎ目線で考えてみると突破口が見つかるかもしれません

3. 食事と飲み水|うさぎの健康を支える基本

主食はチモシー+ペレットが基本

うさぎの主食はチモシー(牧草)ペレットの2本柱です。
チモシーは食物繊維が豊富で、歯の伸びすぎ防止にも欠かせない存在。常に新鮮な状態で好きな時に食べられるようにしておくのが理想です。

ペレットは栄養補助として、体重に合わせて1日1〜2回の量を守って与えます。
我が家では、朝と夜にひすいとこはくの様子を見ながら、ほんの少しずつ分けてあげています。

野菜や果物はご褒美程度に。与えすぎるとお腹を壊すこともあるので、「ほんの一口」を意識すると安心です。

「どんな野菜や果物がOKなの?」「おやつって何をあげてる?」と気になる方は、うちの子たちが食べてきたものをまとめたガイドがありますので、参考にしてみてください。

▶︎【完全ガイド】うさぎにあげていいおやつ・ダメなおやつ|果物・野菜・市販品まとめ

飲み水にも意外な落とし穴が?

うさぎは意外とたくさん水を飲みます。
例えば体重1.3kgのひすいは、1日に約130mlほど飲みます。夏場はさらに量が増えるので、いつでもたっぷりの水を用意しておくことが大切です。

基本は水道水でOKですが、我が家ではちょっとした工夫として、スティックタイプの浄水スティックを使っています。

お茶用の容器にスティックを入れて、そこから飲み水を注ぐようにしていて、カルキの匂いが減っているように感じます。

もちろん、気にならなければ水道水のままでも大丈夫。
ただし、人間用のミネラルウォーター(特に硬水)はカルシウムが多すぎて結石の原因になることがあるため、避けましょう。

給水器はお皿タイプが便利だった

よくあるボトル式(ローラータイプ)は、うさぎによっては飲みにくい・水量が足りないと感じる子もいます。
我が家では現在、お皿+ペットボトルが合体したタイプを使っています。

たっぷり飲めて、飲み口の高さも調整しやすく、こはくもひすいもとても気に入っている様子。
姿勢が苦しくならないよう、うさぎが自然に顔を下げた位置に置いてあげるのがポイントです。

4. 健康管理と体調急変にそなえる|見た目にだまされないで

うさぎは「急に元気がなくなる」ことがある

うさぎは本能的に体調不良を隠す傾向があります。
ぱっと見では元気そうに見えても、実はお腹が張っていたり、食欲がなかったりすることも。

実際、こはくもある朝は元気に走り回っていたのに、夜になると丸くなってじっと動かず、明らかに様子がおかしくなったことがありました。

お腹を触ると少し張っていて、「これはまずい」とすぐに動物病院へ。
診断は「腸閉塞」で、点滴と処置をしてもらい、幸いにも早期対応で回復しました。

日々の健康チェックポイント

こんなときのためにも、日頃からうさぎの変化に気づける目を持っておくのがとても大切です。

特に注目したいのは、次のようなポイント:

  • ごはんやおやつの食いつきが悪くないか
  • うんちの大きさ・量・形がいつもと違わないか
  • 目や鼻に分泌物がないか、耳が赤くなっていないか
  • 毛並みがボサボサしていないか、皮膚が荒れていないか
  • 体重が急に増減していないか(定期測定がおすすめ)

爪切り・通院も「プロに任せる」が安心

うさぎの爪は意外と伸びるのが早く、放っておくと引っかかってケガをすることもあります。

我が家では、月1回〜2ヶ月に1回くらいのペースで、うさぎ専門店で爪切りをお願いしています。

暴れる子の場合は無理にやろうとせず、最初からプロに頼るのが安心です。それに健康チェックもしてくれます。

うっ滞や不調を感じたときは、体を温める(湯たんぽやヒーター)+好きな食べ物を並べる+迷わず病院へが基本です。

▼ 換毛期の健康管理については、こちらの記事で詳しく紹介しています:

▶︎【うさぎの換毛期完全ガイド】ブラッシング・サプリ・注意点まとめ

5. しつけ・感情表現・鳴き声・行動観察|うさぎってこんなに感情豊か!

うさぎは甘えてくる?懐くの?

「うさぎって人になつくの?」とよく聞かれますが、答えはYES
うさぎはとても感情豊かで、人との距離が縮まると甘えてきたり、かまってアピールをするようになります

我が家のこはくとひすいも、機嫌がいいときはお腹の上に乗ってきたり、手を鼻でツンツンしてきたり。
特に頭を押しつけて「撫でて」のポーズは、うさぎならではの甘え方です。

他にも、人のまわりを「八の字」でぐるぐる回るあとをついて歩いてくる軽く甘噛みしてくるなど、懐いているサインはたくさんあります。

うさぎは鳴く?その“音”に注目!

うさぎには声帯がありませんが、鼻を鳴らしたり喉を震わせて、感情を音で表現することがあります。

  • プー・プー: 構ってほしい、甘えているときの音
  • ブーーー: 怒っている、不快なときの抗議の音

ひすいは「撫でて」ポーズのときにプープー言いながら寄ってくることが多く、気持ちがとてもわかりやすいです。

もっと詳しく「どんな音にどんな意味があるの?」と知りたい方は、鳴き声をまとめたガイドも参考にどうぞ。

▶︎【完全ガイド】うさぎの鳴き声まとめ|甘える音・怒ってる音・鳴きながらアピールも?

コロンと足ダンにも意味がある

うさぎは満足していると、突然横にゴロンと倒れる「コロン」という行動をとることがあります。
最初はびっくりしますが、これは安心してリラックスしている証拠です。

反対に、驚いたときや不快なときには足ダン(スタンピング)をして意思表示をします。
「危険が迫っている」「なんかイヤ!」というサインなので、よく観察して対応してあげましょう。

噛み癖・しつけは「無理をしない」が基本

ひすいもお迎えしたばかりの頃は、サークル越しに手を入れると噛んできたり、足に向かってジャンプしてくることがありました。

でも、こちらが無理に触ろうとせず、うさぎのペースに合わせて距離を取ることで、少しずつ落ち着いていきました。

噛まれたときは大きな声を出さず、手で床を「トン」と叩いて注意の合図を出すのも効果的。
「怒ってるよ」という足ダン風のコミュニケーションが伝わることもあります。

特技もある!?ベルで注文するこはく

ちなみに、こはくは「ベルを鳴らすとおやつ(りんごチップス)がもらえる」ということを覚えていて、気が向くとチーンと鳴らしてアピールしてきます。

その様子は動画にもまとめてあるので、よかったら覗いてみてくださいね。

まとめ|うさぎとの暮らしは奥が深くて、本当に楽しい!

ここまで、我が家のうさぎ「こはく」と「ひすい」との暮らしを通じて、住環境の整え方、食事、トイレのしつけ、健康管理、しぐさや感情表現までを初心者の方にもわかりやすくご紹介してきました。

うさぎはとても繊細で、最初は戸惑うこともあるかもしれません。
でも、日々の観察や少しの工夫を重ねることで、「ちゃんと伝わってる」「信頼してくれてる」と感じられる瞬間がきっと増えていきます。

甘えてくる姿、コロンと横になる姿、鳴き声や足ダン──どれもがその子らしい感情のあらわれ
うさぎと暮らす日々は、毎日が発見と癒しの連続です。

これからお迎えを考えている方も、すでに一緒に暮らしている方も、「うちの子にぴったりの暮らし方」を見つけるヒントになれたら嬉しいです。

ちなみに我が家も、こはくに続いてひすいを迎えて多頭飼いになったことで、うさぎ同士の相性や縄張り意識について学ぶことが増えました。
うさぎは見た目に反して意外となわばり意識が強く、同居の際は焦らず時間をかけた距離の取り方が大切になります。
一緒に暮らす子が増えると楽しさも倍になりますが、それぞれの性格やペースを大切にしてあげたいですね。


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ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

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