【初心者向け】うさぎの爪切りガイド｜頻度・やり方・嫌がる時の対処法も解説！

うさぎの飼い方・暮らし

2025.06.07

「うさぎの爪って、どのくらいの頻度で切るの？」「嫌がって暴れるから怖くてできない…」

そんな不安や疑問を持っている飼い主さんは多いのではないでしょうか。

うさぎの爪切りは、見た目のためだけでなく、健康維持にもとても大切なお手入れのひとつです。

この記事では、爪切りの頻度ややり方、嫌がるときの対処法、道具選びのコツまで、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説しています。

実際に我が家のうさぎたち（こはく・ひすい）と接してきた経験も交えながらお届けしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

うさぎに爪切りは必要？その理由とは

うさぎの爪は、自然にはあまり削れないため、定期的にカットしてあげる必要があります。

伸びすぎた爪は、以下のようなトラブルを引き起こすことがあります。

特に室内飼いのうさぎさんは、自然に爪が削れる機会が少ないため、飼い主さんが意識してお手入れすることが大切です。

うさぎの爪は約1か月ごとに伸びていくため、月1回程度を目安に爪切りを行うのが一般的です。

ただし、運動量や床材の種類によっても削れ方は異なるため、月1〜2回の間で爪の長さをチェックし、必要に応じて切ってあげましょう。

健康管理としての爪切りは、日々のお世話の一環としても大切なポイントです。

うさぎの爪を安全に、かつスムーズに切るためには、いくつか揃えておきたい道具があります。最低限これだけあれば、自宅でも落ち着いてケアができます。

これらを準備しておくと、自宅での爪切りがかなりスムーズになります。我が家でも必要な道具は揃えていますが、実際にはお迎えしたうさぎ専門店で切ってもらうことが多く、プロの手を借りる選択肢も安心です。

うさぎの爪切りで出血してしまった際に備えて、「止血パウダー」があると安心です。少量をふりかけて押さえるだけで、出血をすばやく抑えることができます。

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※注意：「クイックストップ」は犬猫用として販売されている止血パウダーですが、小動物（うさぎ）に使用されることも多い製品です。ただし、すべての個体に適しているとは限らないため、使用に不安がある場合は事前に動物病院にご相談ください。

爪切りは慎重さが求められますが、ポイントを押さえれば自宅でも可能です。以下は基本的な手順です。

爪の色が白い子は血管が見えやすいですが、黒い子は見えにくいので注意が必要です。

不安がある場合は、無理せずに動物病院や専門店にお願いするのが安心です。我が家でもひすいの爪切りは、お迎えしたうさぎ専門店にお願いしています。

爪切りを嫌がるうさぎさんはとても多いです。特に抱っこや足先に触られることに慣れていない子は、強く抵抗することもあります。そんなときは、以下のような工夫が効果的です。

タオルでくるむ：柔らかいタオルでうさぎの体を包み、前足だけをそっと出すようにすると安心感が生まれやすくなります。
洗濯ネットを活用する：全身を洗濯ネットで包むことで、動きをやさしく制限でき、爪を切りやすくなります。
環境を変える：普段とは違う場所（例：お風呂場や静かな別室など）で行うと、うさぎが周囲を警戒して動きが少なくなることがあります。これは「いつもの部屋＝リラックス」の逆をつく使い方です。
ご褒美を用意する：終了後には好物のおやつを与え、少しずつ「嫌な時間＝いいことがある時間」だと覚えてもらうことも効果的です。

実際、我が家のうさぎたちも、爪切り中は緊張してしまうため、落ち着かせるには環境設定やスムーズな手順のほうが重要だと感じています。

また、季節によっても爪の状態や切りやすさが変わることがあります。例えば、冬は代謝が落ちて爪が伸びにくくなることもあれば、夏は活発に動くことで摩耗しやすくなることもあります。季節ごとのケアも参考にしながら、無理のないタイミングで爪のお手入れをしてあげましょう。