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リチャードソンジリスvsプレーリードッグ|見分け方&性格比較

「リチャードソンジリスとプレーリードッグ、どちらを飼おうか迷っている」「見分け方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。

どちらも見た目が似ていて、性格や飼い方にも共通点がありますが、実は生態や飼育のポイントには明確な違いがあります。

この記事では、リチャードソンジリスとプレーリードッグの特徴や見分け方、性格の違い、飼いやすさなどを比較しながらご紹介します。

「自分に合うのはどっち?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1. リチャードソンジリスとプレーリードッグの違いは?基本情報を比較

1-1. リチャードソンジリスとはどんな小動物?特徴と性格

リチャードソンジリスはリス科の小動物で、原産地は北アメリカの草原地帯です。全長20〜30cmほどで、ずんぐりとした体型と大きめの目が特徴的です。

性格は好奇心旺盛で活発ですが、個体によっては繊細で警戒心の強い子もいます。人になつく子も多く、飼い主とのコミュニケーションが楽しめるのが魅力です。

▶︎参考記事:リチャードソンジリスの性格・人馴れ度を徹底解説

リチャードソンジリス

1-2. プレーリードッグの特徴と生態

プレーリードッグも同じくリス科に属する動物ですが、より大型で社交性の高い動物です。体長は約30〜40cmとリチャードソンジリスよりも一回り大きく、鳴き声で仲間とコミュニケーションを取ることでも知られています。

非常に知能が高く、感情表現も豊かです。複数匹で飼育されることもありますが、個体の性格によっては縄張り意識が強くなることもあります。

プレーリードック

1-3. 生息地や野生での暮らしの違い

どちらも北米原産ですが、リチャードソンジリスはカナダやアメリカの寒冷な草原に生息し、冬眠を行うことがあります。一方、プレーリードッグはアメリカ中西部の広大な草原にコロニーを形成して生活し、複雑な巣穴を掘って生活する習性があります。

このような自然環境での違いは、飼育下でも行動や必要な環境づくりに影響を与えます。

2. 見分け方ガイド|リチャードソンジリスとプレーリードッグの外見比較

2-1. 体重・体長・体型の違い

リチャードソンジリスの体長は約20〜30cm、体重は300〜600g程度で、やや小柄な印象があります。一方で、プレーリードッグは体長30〜40cm、体重も800g〜1.5kgほどと、ずっしりとした存在感があります。

体型も、リチャードソンジリスはリスらしく丸みを帯びた体に対し、プレーリードッグはやや縦長でがっしりとしています。

2-2. 顔・被毛・尻尾など具体的な外見ポイント

リチャードソンジリスは丸顔で、目が大きく、全体的に優しい印象を与える見た目です。被毛はやや明るめの茶色〜灰色で、尻尾は短く丸くふさふさしています。

対してプレーリードッグは鼻がやや尖り、目の位置が顔の中央より下にあるため、鋭さを感じる顔立ちをしています。被毛はやや濃い茶色が多く、尻尾の先に黒い毛があるのが特徴です。

2-3. よくある間違いと見分けるコツ

ペットショップなどで「ジリス」と表示されている場合、リチャードソンジリスであることが多いですが、見た目が似ているため間違えられることもあります。

見分けるポイントは、「体の大きさ」「尻尾の形」「顔立ち」です。リチャードソンジリスは小柄で丸顔、尻尾がふんわり。プレーリードッグは大型で精悍な顔立ち、尻尾の先に黒がある、と覚えておくと良いでしょう。

▶︎参考記事:【外見や臭いの特徴も解説】リチャードソンジリスの体臭って強い?

3. 性格と飼いやすさの比較|ペットとしての向き不向き

3-1. リチャードソンジリスの性格傾向と人馴れ度

リチャードソンジリスは、警戒心が強いながらも、慣れてくるととても甘えん坊な一面を見せてくれます。個体差はありますが、手からおやつを食べたり、膝の上でくつろいだりと、飼い主との信頼関係を築きやすい動物です。

また、活発で遊び好きな性格から、おもちゃやトンネルなどの環境エンリッチメントを好む傾向もあります。

▶︎参考記事:リチャードソンジリスの行動・しぐさの意味とは?

リチャードソンジリスが丸まってる

3-2. プレーリードッグの性格・飼い主との関係性

プレーリードッグはとても社交的で、人や他の個体と強い絆を築く動物です。「鳴き声で呼ぶ」「キスのようなスキンシップをする」など、感情豊かな一面が魅力です。

ただし、その分寂しがり屋な一面もあり、長時間の留守番が苦手な傾向があります。十分なコミュニケーション時間が取れないと、ストレスを感じてしまうことも。

プレーリードックが2匹

3-3. 飼育初心者にはどちらが向いている?

飼育環境をしっかり整えられるなら、どちらも魅力的なペットになりますが、初心者にはリチャードソンジリスの方がやや飼いやすいかもしれません。

その理由は以下の通りです。

  • 単独飼育しやすく、縄張り争いが少ない
  • 比較的コンパクトな体で飼育スペースを取りにくい
  • 食事やケージの管理がシンプル

▶︎参考記事:リチャードソンジリス飼育の注意点まとめ

▶︎あわせて読みたい:【2025年版】リチャードソンジリスの魅力と飼育ガイド|価格・性格・初心者向けポイントまで徹底解説!

4. 飼い方と飼育環境の違い|ケージや部屋のポイント

4-1. リチャードソンジリスの飼い方・必要なケージ環境

リチャードソンジリスは活発に動き回るため、広めのケージが必要です。最低でも横幅60cm以上、できれば80〜90cm以上のケージを用意しましょう。

床材にはペットシーツや牧草を敷き、隠れ家やステージ、おもちゃなどを取り入れて退屈しない環境を整えることが大切です。

温度管理にも注意が必要で、夏場の高温・冬場の寒さは避けるようにします。

▶︎参考記事:おすすめグッズ紹介|リチャードソンジリス向けアイテムをレビュー!

▶︎参考記事:リチャードソンジリスのケージ配置・レイアウト徹底ガイ

4-2. プレーリードッグに適した飼育設備

プレーリードッグは大型で力も強いため、ケージは頑丈かつ広めのものが必要です。金網タイプの頑丈なケージが推奨され、サイズも最低90cm以上が理想です。

また、穴を掘る習性が強いため、ケージ内に掘れる場所や巣材を用意すると、ストレスの軽減に繋がります。知能が高いため、知育玩具コミュニケーションも欠かせません。

4-3. 飼育で気をつけたい共通&個別ポイント

共通して気をつけたいのは、「誤飲防止」「騒音対策」「温度管理」の3点です。

また、リチャードソンジリスは冬眠することがあるため、その兆候と対策を事前に学んでおくことが重要です。一方、プレーリードッグは日光浴や運動量が多く必要になるため、放し飼い時間や運動スペースの確保がポイントになります。

5. 食事・健康管理|体重管理や病気予防のコツ

5-1. リチャードソンジリスの食事(チモシー・ペレット等)

リチャードソンジリスの主食はチモシー(牧草)と専用ペレットです。食物繊維をしっかり摂ることで、不正咬合や腸内環境のトラブルを予防できます。

副食として、乾燥野菜や少量のナッツ・フルーツを与えることも可能ですが、肥満に注意が必要です。新鮮な水は常に用意しておきましょう。

▶︎参考記事:【徹底比較】リチャードソンジリス向けペレットの選び方とおすすめ

▶︎チモシーの選び方ガイド:【うさぎ・ジリス共通】チモシー完全ガイド|種類・切り替え・おすすめ商品まで

5-2. プレーリードッグの食事や牧草の重要性

プレーリードッグもチモシーを中心に、野菜やペレットを組み合わせた食事が基本です。食欲旺盛な個体が多いため、与えすぎには注意が必要です。

体重の増加を放置すると、関節や内臓に負担がかかることもありますので、体重測定を定期的に行うことをおすすめします。

5-3. 注意したい病気・健康トラブルと対策

リチャードソンジリスで特に注意したいのは、不正咬合・下痢・肥満などです。また、急な寒暖差による冬眠状態への突入にも注意が必要です。

プレーリードッグの場合、肥満による呼吸器疾患や、歯の過成長による食欲不振などが見られます。どちらも、食事管理と温度管理が健康維持の鍵となります。

症状が見られた場合は、エキゾチックアニマル対応の動物病院を早めに受診しましょう。

▶︎関連記事:リチャードソンジリスのよくある病気まとめ|症状と対策【保存版】

撫でさせてくれるリチャードソンジリス

6. 寿命・価格・流通の比較|飼う前に知っておきたいこと

6-1. リチャードソンジリスとプレーリードッグの寿命の違い

リチャードソンジリスの平均寿命はおおよそ5〜6年程度とされ、環境や個体差によっては7年以上生きることもあります。

プレーリードッグはやや長寿で、7〜10年ほど生きる個体も多く見られます。どちらも、愛情を持って適切な飼育を行うことで、寿命を延ばすことが可能です。

6-2. 値段・販売状況・ペットショップでの入手方法

リチャードソンジリスの価格は2〜4万円程度が一般的ですが、シーズンやカラーによって変動します。一方、プレーリードッグは5〜10万円ほどと高価な傾向があります。

また、プレーリードッグは流通量が限られており、販売しているペットショップも限られています。法的規制や輸入状況により流通が不安定な時期もあるため、事前の情報収集が重要です。

6-3. 譲ります・繁殖・移動時の注意点

繁殖に関してはどちらも難易度が高く、ペア飼育もリスクを伴うため、初心者には推奨されません。特にプレーリードッグは強い縄張り意識を持つため、多頭飼育には慎重になる必要があります。

また、移動や旅行の際にはキャリーや酸素管理、温度調整に注意が必要です。夏場や冬場の外出には、ペット用の携帯型酸素室や保冷・保温グッズを利用する方も増えています。

▶︎参考記事:便利グッズで快適に|移動・おでかけに使えるリチャ専用アイテム

7. 飼う前に知っておきたい注意点とよくある後悔

7-1. 「リチャードソンジリスを飼って後悔した」体験談と理由

リチャードソンジリスを飼った方の中には、「噛まれて怖かった」「夜行性で生活リズムが合わなかった」「鳴かないと思っていたのにうるさかった」といった声も聞かれます。

▶︎参考記事:リチャードソンジリスを飼う前に知っておきたい注意点まとめ

しかし、これらは事前に性質や習性を理解しておくことで多くが回避可能です。特に季節ごとの行動の変化はよく観察しておくべきポイントです。

7-2. 冬眠・繁殖・個体差など事前に把握すべきポイント

リチャードソンジリスは気温や日照時間の変化によって冬眠に入ることがあり、飼い主を驚かせることもあります。冬眠中は体温・呼吸が大きく低下するため、初めての方には不安を与えるかもしれません。

また、個体差も大きく、人懐っこい子もいれば非常に警戒心の強い子もいます。これはプレーリードッグも同様で、性格や気質を見極めることが大切です。

7-3. エキゾチックアニマルとして応援したい飼育文化

どちらもエキゾチックアニマルと呼ばれる部類に入り、まだまだ情報が少なく、診てくれる動物病院も限られています。その分、SNSやブログ、飼育者同士のコミュニティでの情報交換がとても重要です。

安易な気持ちで飼育を始めるのではなく、「一緒に暮らすパートナー」として深く向き合っていただきたい動物たちです。

野菜を食べるプレーリードック

8. まとめ|リチャードソンジリス・プレーリードッグ、あなたに最適なのは?

リチャードソンジリスとプレーリードッグは、見た目は似ていますが性格や飼育環境、流通状況などに多くの違いがあります。

  • リチャードソンジリス:単独飼育しやすく、比較的コンパクトで初心者向き。個体差はあるが、慣れればとても甘えん坊。
  • プレーリードッグ:感情豊かで人懐っこいが、広いスペースと時間的余裕が必要。価格や流通の面でも入手はやや難易度高め。

「たくさん遊んであげたい」「コミュニケーション重視」という方にはプレーリードッグ、「静かな時間も楽しみたい」「じっくり信頼を築きたい」という方にはリチャードソンジリスが向いているかもしれません。

どちらも魅力的なパートナーですが、大切なのは「相手の特性を理解したうえで、自分のライフスタイルに合う子を迎えること」です。

ぜひ本記事を参考に、あなたにぴったりの小さな家族を見つけてくださいね🐿️

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