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リチャードソンジリスって臭いの?実際に飼ってわかったニオイの正体と対策

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リチャードソンジリス情報館
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「リチャードソンジリスって臭くないの?」「部屋ににおいがこもったりしない?」──飼育を検討している方や、家族に飼いたいと相談した時によく聞かれるのがこの疑問です。

この記事では、2022年からリチャードソンジリスの男の子「ライ」と一緒に暮らしている筆者が、実際に感じたニオイの実態とその原因、そして家庭でできる対策について詳しくご紹介します。

結論から言うと、リチャードソンジリスは基本的にあまり臭いません。
しかし、飼い方や季節、さらにはオス・メスの違いによって、においの感じ方には差があります。

この記事では、他にも発情期のにおいの変化や、食べ物によるにおいへの影響ペレット選びなど、臭いの原因と対策を実体験ベースで掘り下げていきます。

普段は“コンソメ”っぽいにおい?

まず結論から言うと、普段のリチャードソンジリスはほとんどにおいません
我が家のライの場合、鼻を近づけてようやく感じる程度で、しかもそのにおいはどこか「コンソメスープのような香ばしいにおい」

部屋全体が臭うこともありませんし、来客に「何か飼ってる?」と聞かれたこともほとんどないほどです。

発情期になるとにおいが強くなる

ただし、そんなライでも発情期になると明らかににおいが変わります

我が家では毎年春先から夏にかけて、「あ、そろそろ発情期だな」とにおいで気づくことがあるほど。特に肛門腺まわりから発せられるようなムワッとした、こもるにおいが特徴的です。

ケージの周辺や床材のにおいもいつもより強くなり、個体差はありますが、オスに多い傾向です。詳しくは発情期に関する記事もぜひ参考にしてください。

オスとメスでにおいは違う?

リチャードソンジリスは基本的にオスのほうがにおいが強く出やすい傾向があります。特に発情期には、肛門腺の分泌やマーキング行動が活発になり、オス特有のムッとしたような体臭が感じられることも。

一方で、メスは発情期のにおいの変化が比較的少なく、体臭そのものもマイルドな子が多いです。もちろん個体差はありますが、「においが気になるかも」と感じる場合、初めて飼う方はメスを選ぶのもひとつの方法です。

ただし、オスのにおいも日常の清掃と換気をしっかりしていれば問題にならないレベルです。発情期を過ぎれば落ち着いていきますので、過度に心配する必要はありません。

においの原因はどこにある?日常のポイント別に解説

「リチャードソンジリス自体はあまり臭わない」とよく言われますが、実際のにおいは飼育環境やお世話の仕方によって大きく変わります。

ここでは、我が家で感じた「においの発生源」を日常のシーン別に整理しながら、原因と具体的な対策をご紹介します。

① トイレ・おしっこのにおい

もっとも強くにおいを感じやすいのがおしっこです。特に同じ場所に何度もする習性があるため、ペットシーツや床材が濡れたままになっていると、一気にアンモニア臭が強まります。

対策としては、トイレエリアを毎日掃除すること、週1回はケージ全体の消臭・除菌をすることが効果的です。

② 床材の発酵臭

木製チップやペット用の牧草を敷いている場合、湿気やフンが重なると発酵したようなにおいになることがあります。

この場合、通気性の良い床材(紙製やシーツ)を使うことで軽減できます。
我が家では床下にペットシーツ+こまめな交換をルーティンにしています。

③ 食べ物によるにおい

与えている食事の内容によっても、フンや体臭に微妙な違いが出てきます。

特にミルワームなど高たんぱくなフードを与えた際、口臭や排泄臭が強くなると感じることがあります。詳しくはミルワームの与え方ガイドでも紹介しています。

ミルワームは臭いに効く?逆に強くなる?

「ミルワームを食べさせると体臭が軽くなる」と感じる飼い主さんもいます。我が家でも、ごく少量を与えた時期は、体臭がややマイルドになったような印象を受けました。

ただし、与えすぎると逆に口臭や排泄物のにおいが強くなることもあるため注意が必要です。高たんぱくな食べ物は腸に負担をかける場合があるので、おやつ程度の量で留めるのがベストです。

詳しい与え方や頻度については、こちらの記事で解説しています。

また、食べ物全体の見直しや、ペレット選びもにおい対策の重要なポイントです。

④ 運動不足によるにおいこもり

体を動かさない時間が続くと、代謝や排泄のリズムが乱れて体臭がこもりやすくなることも。
日常的に回し車などでしっかり運動できる環境を用意することで、においがこもりにくい健康的な体を維持できます。

我が家でしているにおい対策あれこれ

ここからは、実際にリチャードソンジリスを飼っている我が家で、におい対策として日々行っている工夫をご紹介します。

大げさな設備やアイテムがなくても、ちょっとした習慣の積み重ねで、驚くほど清潔な環境を保つことができます。

① トイレ掃除は毎日が基本

リチャードソンジリスはお気に入りの場所に繰り返しおしっこをする傾向があるため、汚れたペットシーツやトイレ砂は毎日交換しています。

特に夏場は、1日放置しただけでもアンモニア臭がこもりやすいので、朝と夜の2回チェックする日もあります。

② 床材とケージの素材を見直す

以前は木製チップを使っていましたが、現在は消臭力のある紙系の床材とペットシーツを組み合わせて使用しています。

さらに、トイレをする場所には「ラビレットのヒノキア消臭砂」を敷くことで、アンモニア臭の発生を抑える効果を実感しています。特におしっこを繰り返す場所が決まっているライには、この砂がピッタリでした。

また、ケージ本体も掃除のしやすさを考えてガラス製ケージ(パンテオン)に変更。においがしみにくく、日々の清掃がとても楽になりました。

③ クエン酸スプレーと空気清浄機

週に1回はケージ全体を掃除し、クエン酸スプレー(100均で自作)で拭き上げています。
また、ペット対応の空気清浄機も常に稼働させており、においがこもるのを防いでいます。

④ 換気と湿気対策も重要

部屋ににおいが残りやすいのは湿気が多い日や、窓を閉め切った日
日中はできるだけ換気や除湿を意識して、こもった空気を逃すようにしています。

それでもにおいが強くなるときは?注意したいケース

普段はほとんどにおいを感じないリチャードソンジリスですが、まれに「ん?いつもと違う…」と感じる瞬間があります。

ここでは、においが強くなる例外的なケースと、そこから考えられる原因についてご紹介します。

発情期の強いにおい

前述のとおり、オスのリチャードソンジリスは発情期になるとにおいが強くなることがあります。特に肛門腺やマーキング行動が活発になる春〜夏の時期は、「あ、発情期きたな」とにおいでわかるほど。

これは一時的なものなので、季節が過ぎると自然に落ち着いていきます。詳しくは発情期の様子をまとめた記事もご覧ください。

病気のサインかも?

もし普段と明らかに違う酸っぱいようなにおい・口臭・膿のようなにおいがする場合は、体調不良の可能性もあります。

特に歯の異常や口内の炎症などがあると、口元から強いにおいが出ることがあります。実際に我が家のライも歯の腫瘍を経験したとき、口臭で気づいたことがありました。

まとめ:清潔にしていれば「ほぼ無臭」な子たちです

リチャードソンジリスは、基本的に体臭が少なく、清潔にしていればほとんどにおわない動物です。
ただし、発情期やトイレの放置、病気の兆候などが重なると、においが気になることもあるのは事実。

我が家では、毎日の掃除とちょっとした工夫を続けることで、「あれ?この子ってほんとに臭わないね」と言ってもらえる環境を保てています。

リチャードソンジリスのにおいが気になって飼育を迷っている方にとって、この記事が少しでも安心材料になれば嬉しいです🐿

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