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リチャードソンジリスはオスとメスどっちが飼いやすい?性格・特徴・飼育のコツを比較解説!

リチャードソンジリスをお迎えしようと考えたとき、まず悩むのが「オスとメス、どっちが飼いやすいの?」という点ではないでしょうか。

見た目はそっくりなのに、性格や発情期の様子、なつき方など、実は性別によって違いがあるんです。

この記事では、実際にオスのリチャードソンジリス「ライ」と暮らしている体験をもとに、

オス・メスそれぞれの性格の傾向や、飼いやすさのポイントをわかりやすく比較してご紹介します。

「自分にはどんな子が合っているんだろう?」と迷っている方の、参考になれば嬉しいです。

おやつをクッションの中で食べてるリチャードソンジリス

オスとメス、どっちを選べばいいの?悩んだきっかけ

リチャードソンジリスをお迎えしようと考えたとき、まず悩んだのが「オスにするかメスにするか」でした。

どちらも見た目はほとんど同じ。でも、ネットでは「オスは甘えん坊」「メスは警戒心が強い」など、性格に違いがあるといわれていて、迷ってしまったんです。

気になって、実際にペットショップへ足を運んでみたところ──思っていた以上に“性別による違い”がはっきり出ていました。

オスの子たちはとにかく好奇心旺盛で、ケージ越しにこちらへ寄ってきたり、鼻を押しつけてきたり、愛嬌たっぷり。

一方で、メスの子はというと、こちらをじっと観察するような目つきで距離を取り、「ピーピー」と高い声で鳴いたり、威嚇っぽい仕草を見せる子もいました。

そのとき私は、「オスとメスって、こんなに反応が違うんだ!」とびっくり。

もちろん、すべての子がそうというわけではないけれど、性格の傾向は確かにあるのかもしれないと思いました。


【この時点で感じたポイント】

  • オスは人懐っこくて愛嬌があり、初対面でも距離が近い
  • メスは警戒心が強く、慣れるまでに時間がかかりそう
  • 性格の違いが接し方にも影響しそう

私は「なでたり、一緒に遊んだりしたい」と思っていたので、オスの方が自分に合っているかもと感じ、最終的にライ(オス)を迎えることにしました。

実際に飼ってわかった!オスのリアルな特徴

我が家にやってきた「ライ」はオスのリチャードソンジリス。

最初はちょっと緊張していた様子でしたが、1週間もするとすっかり慣れて、今では人の手にもよく反応してくれる甘えん坊です。

普段のライは、ポテッとした体でくつろぎながら、ナデナデを待っているような穏やかさ。

手を差し出すとすっと寄ってきたり、ケージを開けるとこちらの様子をうかがって「出てもいい?」という顔をしたり……その仕草がなんとも可愛くて、つい話しかけてしまいます。

ただ、そんなライにも“変化”が訪れる時期があります。そう、発情期です。


毎年春先になると、突然ソワソワし始めて、動きが急に活発になったり、マーキングのような行動が増えたり。

においも少しきつくなるので、「あ、来たな」とすぐにわかるんです。

しかもこの発情期、約1ヶ月ほど続きます。

この期間中はやや気性が荒くなることもあり、普段より警戒したり、触ると怒ったりすることも。

発情期中の食欲や行動の変化については、こちらの記事でも詳しくまとめています。

この時期は少し大変ですが、終わればまた元通りの「甘えん坊ライ」に戻ってくれます。

私は発情期用に特別なおやつを用意していて、それも毎年の恒例になっています。

おすすめのおやつについては、発情期に役立つごほうび特集もぜひご覧ください。


【オスを飼ってみて感じたこと】

  • とにかく人懐っこくて、距離が縮まりやすい
  • なでられるのが好きで、飼い主に興味を持ってくれる
  • 発情期の1ヶ月間だけは少し大変(におい&性格の変化)

正直、最初はこの「発情期1ヶ月」が不安でしたが、

今となっては毎年の“季節イベント”みたいなもので、「今年もこの時期が来たな〜」と構えられるようになりました。

オスは日常の多くの時間を、飼い主と近い距離で過ごしてくれる存在。

“ふれあいたい派”の方には、特におすすめだと感じています。

メスの子ってどんな感じ?ペットショップで感じた印象

うちの子「ライ」はオスなので、メスのリチャードソンジリスについては直接の飼育経験がありません。

ですが、先日ペットショップへ行ったときに、ちょうどオスとメスの子が並んで展示されていて、そのときに感じたことがありました。

まず目についたのは、メスの子の方が明らかに警戒心が強いということ。

こちらが近づくと「ピーピー!」と高めの声で鳴き出す子や、威嚇するような姿勢を見せる子もいて、ちょっと驚きました。

視線もしっかりこちらを捉えていて、「この人、何者?」と探るような表情をしていたのが印象的です。

それに比べてオスの子たちは、同じ距離から覗き込んでも、むしろこちらに寄ってくるような仕草を見せていて、反応が対照的でした。

もちろん、これはあくまで“傾向”であって、すべての子に当てはまるわけではありません。

ただ、「メスの方が慣れるまでに時間がかかる可能性がある」というのは、ペットショップで実際に見ていて感じたリアルな印象です。

ちなみに、性格傾向やタイプについては、性格別の解説記事にまとめているので、そちらも参考になると思います。


【メスの子に感じた印象まとめ】

  • こちらの動きに敏感で、すぐに反応する
  • ピーピーと鳴いたり威嚇したりする子も
  • 人慣れするまでに時間がかかりそう

ただ、こうした警戒心の強さも、見方を変えれば“慎重で繊細”という個性。

逆にいえば、一度信頼を得られれば、強い絆を築ける子も多いのかもしれません。

メスをお迎えするなら、焦らず、ゆっくりと関係を築いていく覚悟をもって接することが大切だと思います。

発情期の違いは意外と大きい

オスとメスの性格の違いも気になりますが、実際に暮らしてみて「これは大きいな」と感じたのが発情期の特徴
とくに、発情期中の行動やにおいの変化は、飼い主の生活にも影響が出るため、事前に知っておくと安心です。

我が家のライ(オス)の場合は、春先になると落ち着きがなくなり、マーキング行動やにおいの強まり、気性の荒さなどが目立ってきます。

しかもこの状態が毎年1ヶ月ほど続くんです。

撫でられるのが嫌になったり、普段と違う反応を見せたりと、接し方にも少し注意が必要になります。

ただ、これはすべてのオスが1ヶ月続くわけではありません。

むしろ平均的には、オスの発情行動は1〜2週間程度でおさまる子が多いようです。

短い子では数日で落ち着くこともありますし、ライのように長めに続くタイプもいれば、ほとんど目立った変化がない子もいます。

こうした個体差の大きさも、リチャードソンジリスの面白さであり、飼育の奥深さでもあると感じています。

一方、メスの場合は発情期の期間自体はオスより短いと言われていますが、鳴き声や神経質な反応が強く出ることがあるようです。

「ピーピー」と鳴く、威嚇する、周囲に敏感になる…といった様子が見られたという声もよく聞きます。

発情期中の食欲や行動の変化は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

また、私は毎年この時期に合わせて、発情期用のおやつを用意しています。

ストレスの緩和にもつながっているようで、少しでも穏やかに過ごしてくれることを願って続けています。


【発情期の違いまとめ】

  • オス:平均は1〜2週間。においや行動の変化が出やすい。長い子は1ヶ月以上続くことも
  • メス:期間は短めだが、鳴き声や警戒行動が目立つ傾向
  • どちらも、事前に知っておくことで対応しやすくなる

発情期は避けられない時期ですが、「来るのがわかっていれば対策できる」と思えるようになれば、飼育はぐっと楽になります。

オスもメスも、それぞれの特徴を理解して、上手に付き合っていくのが一番大事だと感じています。

性格の違いはあるけど、実は個体差が大きい

「オスは甘えん坊」「メスはクール」──こうした傾向は確かにあります。

けれど、実際にライと暮らしてみて思ったのは、性別だけでは語れない“個体差の大きさ”です。

たとえばライはオスの中でもかなり落ち着いている方で、部屋んぽ中ものんびり、撫でるとそのままうっとりするような子。

でも、SNSなどで見る他のおうちのオスの子たちは、飛び回ったり、鳴いたり、ジャンプしたりと、とても活発な子も多い印象です。

逆に「メス=なかなかなつかない」と思っていたら、

メスでも飼い主さんの肩に乗ってきたり、抱っこされて眠ったりしている子もいて、「あれ?話が違う…?」と驚くこともあります。

結局のところ、オス・メスの違いは“傾向”であって、すべての子に当てはまるわけではないんですよね。

育った環境、飼い主さんとの関係性、性格のもともとの個体差──それぞれが重なり合って、その子らしさが生まれていくのだと思います。

行動パターンや性格の違いについては、リチャードソンジリスの行動ガイドや、性格タイプのまとめも参考になります。


【ここまでで感じたことまとめ】

  • オス・メスには傾向はあるが、性格は本当にバラバラ
  • 慣れやすい子、気ままな子、人間が好きな子など様々
  • 性別より「その子との相性」を大事にするのが◎

だからこそ、ペットショップで会ったときの「フィーリング」ってすごく大事なんですよね。

「この子いいな」「目が合った気がする」と思った子が、実は自分にとって一番合う存在だったりします。

飼いやすさで見るなら初心者にはオスが向いているかも

リチャードソンジリスに慣れていない初心者さんが、最初に飼いやすさで選ぶなら──

個人的には「オス」の方がおすすめだと思っています。

というのも、オスの子たちは好奇心が強くて人との距離が近い子が多いんです。

うちのライもそうですが、名前を呼ぶと顔を出してくれたり、手を差し出すと匂いをかぎに来てくれたり。

「自分に懐いてくれている」と感じる場面が多くて、飼い主としての嬉しさを実感しやすいのが魅力です。

また、生活リズムも安定しやすいので、ケージレイアウトや部屋んぽのタイミングも比較的合わせやすいです。

うちでは就寝前にサークルで自由時間を設けているのですが、ライはそれをちゃんと覚えていて、時間になるとソワソワしはじめます(笑)

このあたりの「暮らしに馴染む力」も、オスの子は高いなと感じています。

クッションで寝ているリチャードソンジリス

その一方で、メスの子は警戒心が強めな子が多いぶん、なつくまで時間がかかることも。

特に初めて飼う方だと、「なかなか触らせてくれない」「鳴き声が気になる」と不安に感じることもあるかもしれません。

とはいえ、どんな子でも快適に過ごせる環境を整えてあげることが大切。

たとえば、ケージの配置や温度管理については、ケージのレイアウトガイドを参考にしながら、

その子にとって“落ち着ける空間”を作ってあげることで、性格にかかわらず安心して暮らしてくれます。


【初心者にオスをおすすめする理由】

  • 人懐っこくて距離が縮まりやすい
  • 飼い主と遊ぶのが好きな子が多い
  • 生活リズムもつかみやすく、接しやすい

もちろん、メスの子にもたくさんの魅力がありますが、

「リチャードソンジリスとの生活がどんなものかを知りたい」「最初からなるべく触れ合いたい」という方には、オスの方が合っているかもしれません。

人間の手とじゃれているリチャードソンジリス

まとめ|性別よりも「その子との相性」がいちばん大事

ここまで、オスとメスの違いやそれぞれの特徴についてお話してきました。

オスは人懐っこく甘えん坊な子が多く、初心者にも扱いやすい傾向。

メスは少し距離を取る慎重派だけれど、信頼関係を築けたときの絆はとても深い──そんな印象を持っています。

でも最終的には、「この子と暮らしたい」と思えるかどうか

それがいちばん大切なんじゃないかと、ライと暮らしてきて強く感じました。

私はライと出会って、「オスでよかった」と思っています。

でもそれは、ライの性格や私との相性がぴったりだったからであって、

きっとメスの子だったとしても、違った形でかけがえのない関係を築いていたと思います。

リチャードソンジリスにはそれぞれ個性があります。

性別にとらわれすぎず、「この子いいな」「気になるな」と思った直感を信じてみるのも、素敵な出会いにつながるかもしれません。

お迎え前に必要な準備については、こちらの記事も参考にしてみてください。

初期費用や必要なアイテムなど、具体的に紹介しています。


【この記事のまとめ】

  • オスは甘えん坊で人懐っこい子が多く、初心者におすすめ
  • メスは警戒心が強めだが、深い信頼を築ける魅力もある
  • 発情期の違いや性格傾向を理解し、飼育環境を整えることが大事
  • 最終的には「性別よりも相性」──直感でピンとくる出会いを大切に

小さなリチャードソンジリスとの出会いが、あなたにとっても素敵な毎日になりますように🐿✨

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