こんにちは、「こはおじさん」です。
5月、新卒の方は「この会社、ちょっとヤバいかも…」と思い始める時期かもしれませんね。
僕は“就職氷河期世代”と呼ばれる世代で、新卒で入社したのが今思えば完全なブラック企業でした。
今回は、その時のリアルな体験談をお届けします。今、ブラック企業に悩んでいる方にとって少しでも参考になれば幸いです。
氷河期世代の就活、唯一の内定はブラック企業
僕が就職活動していた頃は「100社受けても受からない」と言われる氷河期。唯一内定をくれた会社は、ネットで調べると“ブラック偏差値上位”の常連でした。
でも、当時は「とにかく3年は頑張らないと」という思いだけで入社を決意したんです。
※雇用の安定性について考えさせられたという方は、こちらの記事も参考になります: 契約社員と正社員の違いって?実体験から考える“壁”の存在
希望勤務地?そんなものは通りませんでした
「配属希望は?」と聞かれ「関西がいいです」と伝えたものの、配属されたのは…金沢。
「希望はあくまで希望だからね」と言われた瞬間から違和感が募っていきました。
研修は軍隊式?「お疲れ様です」を絶叫させられる日々
全国の新卒が名古屋に集められ、大声で会社理念を叫ばされる研修が始まりました。ロールプレイも絶叫系。
これは社会人の初期洗礼…というにはあまりにも過酷で、初日で数人消えていました。今思うと、彼らが正しかったですね。
営業現場ではお客様が敵?心を削られた日々
僕の仕事は中学生向けの診断テストを訪問販売するものでした。チラシを配るだけでも拒否され、罵倒されることも日常茶飯事。
お客様も、上司も、社内の空気も、すべてが敵。気づけば心がどんどん疲弊していました。
※似たようなブラック体験が気になる方は、こちらもぜひ: コナミスポーツクラブで働いていた頃の話。現場のリアルを語ります
帰社後は深夜2時まで説教、給与泥棒扱い
営業成績が振るわないと「ボウズ(=成果ゼロ)」と呼ばれ、夜中まで怒られます。「ボウズは給料泥棒だ」とまで言われました。
怒られ慣れして「すみません」と言う自分に、何かを失っていく感覚がありました。
休みなし、給料なし、怒号の嵐…それでも辞められなかった理由
夏は稼ぎ時と称して、30日間連続勤務。しかも休日出勤手当ゼロ。営業から帰って深夜まで叱責される地獄ルーティン。
「辞めたい」と思っても、言い出す勇気が出ない。「迷惑がかかる」「同期が先に辞めて残った自分が責任を…」そんな風に思っていました。
退職を決意|そして“抜けた”
お盆で実家に帰り、ようやく決心がつきました。辞めると伝えたら、あっさり受理されました。なぜもっと早く言えなかったのか…。
退職までの期間は、信頼していた先輩社員と現地を「サボり営業」していたのが唯一の癒しの思い出です(笑)
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あの時、退職を“自力で”言うしかなかった僕。でも今なら、誰かに頼ってもいい時代なんです。
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ブラック企業に入って“学んだ”こと
- 怒られても聞き流す力(?)が身についた
- 「人間って優しい」と思える仕事に出会った時、涙が出そうになった
- 次は絶対、納得して働ける会社にしようと思えた
最後に|今つらいあなたへ伝えたい
今の仕事がつらい人へ。「辞めてもいい」んです。
辞める=逃げではありません。僕のように、早く抜け出せばよかったと後悔しないでください。
ちなみに、その後僕は婚活を経て結婚することができました。人生って変えられるんです😊
▼婚活を始めた時の体験談はこちら 30代でパートナーエージェントを利用して結婚できた話【実体験】
あなたの人生は、あなたのもの。自分に合った環境で、もう一度笑える未来を取り戻していきましょう。
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