リチャードソンジリスは、北アメリカ原産の小型げっ歯類で、人にもよく懐く愛らしい動物です。巣穴で暮らしながら、季節や環境に応じて多様なものを食べて生活しています。
そんなジリスの飼育で重要になるのが「食べ物選び」。何を、どれくらい、どう与えるのかーーこれは健康管理の第一歩であり、飼い主としての基礎知識でもあります。

このページでは、我が家で実際に飼っているジリスの食生活をもとに、初心者にもわかりやすく食べ物の基礎知識をまとめました。おすすめ商品に加え、口コミや与え方のコツもご紹介していきます。
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リチャードソンジリスをお迎えする前に知っておきたい準備と費用まとめ
草と葉の基礎知識|ジリスの主食と健康維持のカギ

我が家のジリスもチモシーをよく食べてくれますが、特にオーツヘイ(えん麦系の牧草)がお気に入り。ケージ内にも常にチモシーを敷いておき、好きな時に食べられるようにしています。
ただし、すべての子が牧草を好むわけではありません。牧草に慣れない子には、チモシーが主原料のペレットから始めるのもよい方法です。

注意: もし「急に草を食べなくなった」「食欲が落ちた」と感じたら、体調変化のサインかもしれません。詳しくはこちらの記事も参考にしてください👇

ペレットの役割|ジリスセレクションを主食にする理由

我が家では「ジリスセレクション(イースター)」を主食として、朝と晩の1日2回与えています。チモシーを常にケージ内に敷いたうえで、しっかり栄養を摂れるよう、ペレットを基本にした食生活を続けています。
実際に使っている飼い主の口コミでも、「牧草嫌いのうちの子もこれだけは食べる」「粒が小さめで食べやすい」「毛並みがきれいになった」など、高評価が多い印象です(Amazon評価★4.3前後)。
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穀物の基礎知識|高カロリー食材との上手な付き合い方

リチャードソンジリスは、秋〜冬にかけて体力を蓄える本能があり、この時期は特に種子や穀物の摂取が増える傾向にあります。
ただし、穀物は高カロリーなので「少しずつ」が鉄則。毎日たくさんあげてしまうと、肥満や偏食の原因になります。
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野菜・果物の基礎知識|ごほうびにぴったりな食材たち

ただし、水分の多い食材は消化に負担がかかることもあるため、与えすぎには注意。基本は週に1〜2回、少量ずつが目安です。
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虫たんぱく質|必要?不要?の見極め方
リチャードソンジリスは基本的に草食性ですが、繁殖期や育児期など、栄養が必要な時期にはミルワームや小型昆虫を食べることがあります。
我が家では基本的に与えていませんが、「換毛期で体力が落ちているとき」「発情で食欲がないとき」など、特別な場面で乾燥ミルワームを数粒だけ与えることがあります。

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「ジリスに与えていい食材・ダメな食材」が気になる方は、以下の注意喚起まとめもご覧ください👇

我が家の食事スタイル紹介|ジリスが安心して食べられるリズムづくり

ここまでいろいろな食べ物をご紹介してきましたが、最後に我が家の実際の食事ルーティンを紹介します。
- 主食:ジリスセレクション(ペレット)を1日2回、朝と夜に決まった時間に与えています。
- 常備:ケージ内にはいつでも食べられるようにチモシー(オーツヘイ多め)を敷いています。
- おやつ:部屋んぽ後の「お楽しみタイム」に、えん麦やドライ野菜、フリーズドライフルーツを与えています。
毎日の習慣にしておくことで、ジリス自身も「今は食べられる時間だ」と安心して過ごせるようです。時間帯や与える順番なども、個体に合わせて調整するとよいでしょう。


まとめ|“食べる”を知れば、もっとジリスとの暮らしが楽しくなる

リチャードソンジリスの健康を支えるのは、毎日の「食べること」です。草・ペレット・穀物・野菜・たまにたんぱく質……このバランスを意識して与えることが、病気予防や長生きにつながります。
もちろん、個体によって好みや体質はさまざま。我が家のように少しずつ試しながら、ジリスが嬉しそうに食べる顔を見て調整していくのも、飼育の楽しさのひとつです。
これからジリスを飼おうと考えている方、すでに一緒に暮らしている方の参考になれば嬉しいです😊
🎥 YouTubeでは、ジリスの日常や食事風景も公開しています。ぜひ遊びに来てください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました🐿️
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