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うさぎとリチャードソンジリスを一緒に飼ってわかったこと|我が家の多頭飼い体験談

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うさぎの飼い方・暮らし
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最初は、「みんな仲良くなれたらいいな」なんて、淡い期待を抱いていました。

我が家には、うさぎが2羽います。
最初にお迎えしたのは「こはく」。そして、コロナ禍の中で迎えたのが「ひすい」です。どちらも男の子。

こはく今年で9歳になりました。

ひすい今年で5歳になりました。

うさぎ同士の多頭飼いは、相性や縄張り意識、去勢の有無が関係すると言われています。
私も「オス同士は難しいかも」と思っていたので、こはくとひすいのへやんぽは基本的に別々にしてきました。

👉 多頭飼いについての詳しい実体験はこちら:
【体験談】うさぎ2羽の多頭飼い、うまくいかなかった理由と今の工夫

そして2年前、新たに家族に加わったのが、リチャードソンジリスの「ライ」。

うさぎ同士が難しくても、「もしかしたらライなら、どちらかと仲良くなれるかも…?」と期待していました。

👉 ライの性格や日常はこちらの記事で紹介しています:
【リチャードソンジリス】うちのライちゃんがアイドルな理由

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うさぎとジリスを合わせてみたら…?

たまに様子を見ながら、うさぎたちとライを同じ空間に出すことがあります。
最初はどんな反応をするのか、そっと見守っていたのですが——

意外にも、うさぎたちのほうがびっくりして飛び上がってしまいました。
ライの方は興味津々で近づいていくのですが、今度はライがうさぎの動きに驚いてピタッと止まる。
お互いに「なんだこの生き物は!?」というような、不思議そうな顔をして固まっていることが多かったです。

うさぎのほうは、ジリスの素早い動きや急な方向転換に驚きやすいようで、とっさに逃げたり、物陰に隠れたりする姿がよく見られました。
特に「こはく」は慎重派なので、相手をじっと観察したあと、静かにその場を離れるタイプです。

「ひすい」はもう少し好奇心はあるものの、やはり警戒はしていて、ライが走るたびに少し距離を取ろうとする様子がありました。

一方で、ライはどちらかというと自分から向かっていくタイプ
ただ、接触した瞬間に驚いて逃げたり、くるっと方向を変えたりすることもあり、「積極的だけど繊細」な一面も見えました。

👉 ジリスの行動特性や縄張り意識についてはこちらでも解説しています:
【実録】リチャードソンジリスの発情期・縄張り行動と接し方

ライは今、上の前歯を使っていません

ライは現在、オドントーマ(歯の腫瘍)の手術を受けた影響で、上の前歯がほとんど使えていません。
そのため、他のジリスに比べて噛む力が弱く、実際に接触しても危険性はかなり低い状態です。

👉 ライのオドントーマについて詳しくはこちらの記事にまとめています:
【経験談】リチャードソンジリスのオドントーマ|診断〜手術と回復の記録

ただし、これは“今だけのバランス”だと感じています。
もし将来、歯が伸びて再び使えるようになれば、ライの噛む力も戻ってくるかもしれません。
そうなると、今のように“気軽に合わせる”ことができなくなる可能性もあります。

うさぎとジリスの体格差はあるものの、ジリスは俊敏で、噛む力も思った以上に強い動物です。
「今は穏やかだから大丈夫」ではなく、常に変化に気づいて、状況を見直すことが大切だなと実感しています。

👉 うさぎの性格や反応の違いについてはこちらでも詳しく書いています:
【まとめ】うさぎの種類ごとの性格の違いと飼いやすさ

“仲良くなれるか”より“安心して暮らせるか”を大切に

最初は「うさぎとジリス、一緒に遊んでくれるかも」「仲良くなってほしいな」…そんな気持ちを抱いていた私。

でも実際には、お互いに驚きあったり、距離を取ったり、なんとも言えない“微妙な空気感”が続いています。
それでも今では、無理に仲良くさせなくてもいいかな、と感じるようになりました。

大事なのは、「仲良し」になることよりも、お互いが安心して、心穏やかに過ごせる環境を整えること

へやんぽの時間は交代制にして、
目が合っても興奮しすぎない距離感を大切にして。
必要以上に接触しないように、でも“存在は知っている”という共存。

うちの「こはく」「ひすい」「ライ」は、そんな“ほどよい距離”で暮らしています。

多頭飼いには相性・安全・観察・管理…いろんな視点が必要だけど、
どれも「無理しないこと」から始めれば、きっと穏やかな時間が流れていくと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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