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うさぎの主食チモシー完全ガイド|初心者にもわかる種類・選び方・体験レビュー

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うさぎの飼い方・暮らし
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こんにちは、当ブログを運営している「こはおじさん」です。

うさぎを飼っている方にとって、毎日の食事で最も大切なのが「チモシー(牧草)」です。うちでも9歳のミニうさぎ「こはく」、5歳のネザーランドドワーフ「ひすい」、そして2歳のリチャードソンジリス「ライ」が、毎日モリモリとチモシーを食べています。

この記事では、チモシーの基本的な知識から、刈り取り時期による違いや産地の特徴、保存法や工夫まで、うさぎ飼いに欠かせない情報を網羅的に紹介します。

実際に我が家で使ってみてよかった製品や、こはく・ひすい・ライの反応など、リアルな体験談も交えてお伝えしていきます。

うさぎとの暮らしが初めてという方は、こちらの飼育ガイドもぜひご覧ください:
▶ うさぎの飼い方・暮らし完全ガイド


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チモシーとは?うさぎにとってなぜ大切?

チモシーとは、イネ科の多年草「オオアワガエリ」の英名で、世界中の草食動物の主食として利用されています。

うさぎにとってのチモシーの役割は、ただの食事ではありません。実は、健康維持に欠かせない3つのポイントがあります:

  • 歯の摩耗を促す(常に伸び続ける奥歯のトラブルを防止)
  • 高繊維で腸内環境を整える(毛球症や便秘の予防に)
  • 低タンパク・低カルシウムで体に優しい

うさぎがチモシーを「食べる」ことは、「噛む」ことでもあり、歯と腸の健康を両立させるための自然な習慣なんですね。

ただし、チモシー以外の野菜や果物を与える際には注意が必要です。NG食材を知らずに与えてしまうと体調を崩す原因になることもあります。こちらの記事もあわせてどうぞ:
▶ うさぎに与えてはいけない野菜・果物まとめ

チモシーの種類と特徴|1番刈り・2番刈り・3番刈りの違い

チモシーには、刈り取る時期によって大きく3つの種類があります。それぞれ「見た目・硬さ・栄養価」が異なるので、うさぎの年齢や体調に合わせて選ぶのがポイントです。

1番刈りチモシー

春〜初夏にかけて初めて刈り取られるチモシー。茎が太くしっかりしており、繊維質も豊富です。

「しっかり噛ませて歯を削りたい」「便の調子を整えたい」成うさぎにぴったりで、基本の牧草としてまずはこれを選ぶのがおすすめです。

うちの長男うさぎ「こはく」は、硬めの1番刈りチモシーでもガリガリ食べてくれるタイプ。歯の健康維持にも助かっています。

2番刈りチモシー

1番刈りのあとに再び育った草を、夏の終わり~秋頃に刈り取ったもの。やわらかくて細めで、葉が多いのが特徴です。

「ひすい」はこの柔らかい2番刈りの方を好み、ふわっとした感触のものに反応がいいです。牧草の好みは本当に個体差が大きいですね。

3番刈りチモシー

冬前に収穫される3番刈りは、柔らかさ・香り・嗜好性に優れ、食べやすさ重視のおやつ感覚で与えられます。

ただし、栄養価はやや控えめなため、主食というより補助的な位置づけで与えるのが理想です。


国産チモシーとアメリカ産チモシーの違い

チモシーは主に「国産(北海道など)」と「アメリカ産」が流通しています。違いは以下の通りです:

  • 国産:やわらかめ、香りがマイルド。食べやすさ重視
  • アメリカ産:茎がしっかり、繊維質が豊富。歯や腸の健康に◎

個体差があるため、最初は少量パックで食べ比べさせてみるのがおすすめ。好みがわかると、買い方にも無駄がありません。


牧草の圧縮方法(プレス)について

チモシーは収穫後に圧縮されて梱包されますが、その「プレス方法」によって使い勝手が変わります。

  • シングルプレス:ふんわり軽く圧縮。茎や葉がそのまま残り、香りも◎
  • ダブルプレス:しっかり圧縮されており、コンパクト。葉が砕けて粉状になりやすい

我が家では現在、ダブルプレスのチモシー6kg+オーツヘイ2kgのセットをフリマで3,400円で購入しています。価格を抑えつつ質も良く、なかなか重宝しています。

ひすいはチモシーよりもオーツヘイの方が食いつきが良く、香りで食欲が刺激されるようです。


チモシーのグレードについて

チモシーには品質を示すグレードがあります。主なものは以下のような分類です:

  • スーパープレミアム:異物・粉・色ムラが非常に少なく、香りも強い最高級
  • プレミアム:品質の高い標準グレード。毎日の主食用に◎
  • ナンバーワン/ツー:粉や茶葉が混ざることもあるが、コスパ重視向け

「こはく」は硬めでも気にせず食べてくれるので、多少茎が多くても助かりますが、「ひすい」は細かくてやわらかいものを選ぶ必要があります。


チモシー以外のおすすめ牧草

チモシー以外にも、うさぎに与えられる牧草はいくつかあります。それぞれ栄養価や香り、食感が異なり、目的や体質に合わせて使い分けるとよりよい食事バランスが実現します。

アルファルファ(マメ科)

アルファルファは、高タンパク・高カルシウム・高カロリーで、成長期の仔うさぎ・妊娠・授乳期の母うさぎに最適です。

香りが強く嗜好性も高いため、食欲がない時や初めて牧草を与えるときの導入にもぴったり。ただし、成うさぎやシニア期にはカルシウム過多に注意し、あくまで補助的に取り入れましょう。

▼ 成長期やお迎え初期の子にぴったりのアルファルファ牧草はこちら:

オーツヘイ(イネ科)

オーツヘイはチモシーよりも甘い香りがあり、嗜好性が高いのが魅力。繊維質もしっかり含まれており、飽きやすいうさぎや食欲が落ちている時の救世主になります。

実際に「ひすい」はオーツヘイの香りにすぐ反応し、チモシーよりも先に口に運ぶほどのお気に入り。

ただし、カロリーはやや高めなので、ダイエット中や体重管理が必要な子には控えめに与えるのが安心です。

▼ 食欲が落ちた時やご褒美牧草におすすめのオーツヘイはこちら:

【体験談】チモシー値上がりと新しい牧草探し

以前はチモシーを5kg2,500円ほどで購入していた我が家ですが、最近は大幅に価格が上昇し、同じ量でも4,000円を超えることが珍しくなくなりました。

そこで見つけたのが、フリマで購入したダブルプレスチモシー6kg+オーツヘイ2kgのセット(3,400円)です。

品質も良く、食いつきにも問題なし。コスパの面でも納得できるお買い物でした。

特に「こはく」は硬めのチモシーも食べられるので無駄が出にくく、「ひすい」はオーツヘイを優先して食べるのでセット販売は理想的な組み合わせでした。


【体験談】牧草キューブと与え方の工夫

うちの「ひすい」は木をかじらないタイプで、おもちゃにもあまり興味を示しません。そのため、歯の健康やストレス対策として「牧草キューブ」を取り入れてみることにしました。

牧草キューブにはこんなメリットがあります:

  • 歯の摩耗を促し、不正咬合の予防に役立つ
  • 噛むことでストレス発散になり、リラックス効果も期待
  • ケージ内が散らかりにくく、掃除がラク

我が家でも「ライ(ジリス)」がキューブを両手で持ってポリポリかじる姿がかわいく、こはくも暇な時に少しずつ削って遊ぶようになりました。

一方で、市販品には「穀物発酵エキス」や「糖分」が含まれるものもあるため、成分表示をよく確認することが大切です。太りやすい子や運動量が少ない子には、カロリー控えめの無添加タイプを選びましょう。

我が家では、最近はチモシー粉末+少量の水で手作りキューブも検討中です。

▼ 無添加・低カロリーで安心な市販キューブはこちら


チモシーの保存方法と劣化防止のコツ

チモシーはとにかく湿気に弱いため、保存方法がとても重要です。

  • 開封後はジッパー付き保存袋に小分け
  • 乾燥剤と一緒に保存(食品用のシリカゲルなど)
  • 直射日光・高温多湿は厳禁。風通しのよい冷暗所が理想

少量ずつ取り出すことで酸化や湿気のリスクを下げられ、香りも持続します。
特に夏場や梅雨時は、こまめなチェックと袋の口の閉じ忘れにご注意ください。


チモシーを食べない時の対策

急にチモシーを食べなくなったとき、焦ってペレットやおやつに頼りすぎるのはNGです。まずは原因を探りましょう。

原因例と対策:

  • 刈り時期が合わない → 1番刈り → 2番刈り or 3番刈りへ
  • 硬さや香りが苦手 → 国産 → アメリカ産へ or オーツヘイへ
  • 飽きやすい性格 → 時々香りの強い牧草やキューブで刺激

我が家では「ひすい」が急に食べなくなった時期がありましたが、オーツヘイを混ぜることで食欲が戻ったこともあります。

また、遊びの時間とセットで牧草を与えるのもひとつの手段。
詳しくはこちらの記事でも解説しています:
▶ うさぎの遊び方と行動のヒントまとめ

チモシーとペレットの理想的なバランス

うさぎやリチャードソンジリスの食事は、チモシー70〜80%+ペレット20〜30%が理想的だとされています。

ペレットは栄養補助として非常に便利ですが、チモシー中心の食事が基本です。ペレットを食べすぎると、繊維不足や肥満の原因にもなるため注意が必要です。

うちでは、チモシーをしっかり食べさせた上で、朝と夜にごく少量ずつペレットを与えるようにしています。

また、「チモシーの極み」や「うさぎのきわみ」など、低カルシウム・高繊維のペレットを選ぶことで、チモシーとのバランスが取りやすくなります。詳しくはこちらの記事で紹介しています:
▶ うさぎにおすすめのペレットと選び方


【関連記事】チモシーと一緒に読みたい


まとめ|チモシー選びは健康への第一歩

チモシーは、うさぎやジリスにとって「食べ物」であると同時に、「健康を支えるツール」でもあります。

1番・2番・3番刈り、国産と輸入品、プレスやグレードの違い──ひとことで「チモシー」と言ってもその種類は実に多彩。だからこそ、うちの子にぴったりのチモシーを見つける楽しみもあります。

こはくのように硬い茎をガリガリ食べる子もいれば、ひすいのように柔らかい葉っぱや香り重視の子もいます。ライ(ジリス)もキューブに夢中。

この記事が、チモシー選びに迷っている飼い主さんのヒントになれば嬉しいです。大切な家族の健康のために、今日もおいしい牧草を用意してあげましょう🐰🐿️

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